だいじょうぶ?マイペット

1年半前から皮膚病に悩まされています。

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ 日本スピッツ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
東京都 / 夢々&来夢さん

 
2006/08/08 07:06

1年半程前から両後ろ足を痒がり、赤くただれ毛がむしれて出血するほど舐めてしまい黒いカサブタが出来ては、又舐めの繰り返しで係りつけの病院に連れて行き、皮膚感染症の軟膏とフラジオマイシンのパウダーを頂き塗布していたのですが、一向に良くならず悪化して両前足も同じ様な状態になってしまいました。四肢を痒がり薬を塗布しても舐めてしまう為、エリザベスカラーで舐めないような処置を施していました。その後病院では抗生剤の注射と内服薬をしばらく飲んでいたのですが、全く効果が現れず皮膚の悪化が更に進み顔面の周囲にも現れ始め顎から喉もとに線状の脱毛と鼻のまわりにも黒いカサブタが現れ始めてしまいました。病院では、抗生剤を別な物に切り替えながら色々試したのですが、やはり効果が有るとは感じませんでした。病院での検査は、血液検査ぐらいで特にアカラスやアレルギーの検査はしていません。血液検査も特に問題は有りませんでした。病院の説明では、免疫力が下がっているのでニキビダニの影響も有ると言うことでした。その後皮膚の悪化も徐々に進行して四肢の肘に当たる部位までも毛がむしれ黒くカサブタの様になってしまいました。
病院での抗生剤の治療の効果も現れず一旦、内服薬を中止して方針を変えて薬用シャンプーと漢方薬の内服で試す事になりました。この漢方薬は、アレルギーに対して効果が有るとの説明を受けました。一方薬用のシャンプーは、カサブタを落す効果が有りシャンプーした後に良く拭き
フラジオマイシンパウダーを塗布していきました。その結果漢方薬を内服してから2週間後に初めて効果が現れ始めカサブタ状の足に毛が生え始めてきました。その後1ヶ月くらいは、回復傾向でしたが、また急に
リバウンドしたかの様な勢いで悪化し始め今度は、両耳が黒ずみ、カサブタ状になってしまいました。しかも常に悪化するのが左右対象で進行するのでホルモン異常も疑っていました。今回の事と直接影響があるのか判りませんが確かによく考えると生理が1年以上ありませんでした。
それと我が家にはもう一頭わんちゃんがいるのですが、その子には、感染しないようです。同じように暮らしてますが感染していません。
その後病院では脳下垂体からのホルモン異常の可能性も有ると言う事で避妊手術すれば治る可能性も有るけど結果は50%ぐらいだよと言われ思い切って避妊手術を受ける事にしました。手術を受けたのが今年の
4月で治療し始めてから丁度1年になるぐらいでした。
術後の経過も順調で2週間程で効果が現れ四肢の肘の部位の毛も生え始め2ヶ月間でほぼ治療し始めの頃の状態に回復したのでしたが
その後気候も暖かくなり再度リバウンドの様な勢いでまた元の状態に戻ってしまいました。そして更に悪化が進み首周り全体に黒ずみはじめ
カサブタが出来てしまって相当痒いのかエリザベスカラーを付けていても布団の角に頭を擦り付けて鼻の頭や顎の下から出血してる時もあります。
首周りからは臭い膿の様な汁が出ておりエリザベスカラーにもガーゼを巻いて対処しています。首周りはジュクジュクしているので通気性を良くする為毛を刈りパウダーで乾燥させる様にしています。
治療も再び抗生剤を内服してますが効果が伺えず、このまま全身黒ずんで死んでしまうんじゃないかととても不安です。今の段階ではまだ食欲もあり元気ですが、1年半近くもエリザベスカラーを外せないでいるわが子が可愛そうでなりません。精神的にも限界が来そうです。
ちょっとした足の痒みがこんな酷くなるとは思いもよりませんでした。
改めて犬の皮膚病の怖さを感じています。
今の獣医さんは、長年付き合いもあり信頼もあるので今後も治療を続けて行きますが、色々な先生方のアドバイスも聞いてみたいのも本音であり他に良い方法が有ればアドバイスお願いいたします。


 写真で見る限り症状はかなり進行していますので、必ず確定診断をしてもらいましょう。

 確かに皮膚疾患の確定診断は難しいこともありますが、ほとんどのケースは病歴や検査などの情報を適切に判断していくことで可能だと思います。
写真で見る限り、絶対にアカラスは検査で確認しなければいけません。また、アカラスと同時に疥癬も調べることができます。これらは適切に治療すると完治あるいは改善するはずです。

 その他マラセチアや糸状菌も調べておきましょう。
ここまでは簡単でしかもすぐに結果が出るはずです。

 ここまでの検査で問題がなければ、皮膚生検など一歩進んだ検査を実施すべきケースだと思います。どのような検査がより有効かを判断してもらいましょう。

 抗生物質が効果を見せないなら、必ず細菌感染以外の皮膚疾患が潜在しているはずです。これを見つけてあげましょう
また、ここまで進行した皮膚疾患では皮膚の深部あるいは苔癬化したときでも効果のある抗生物質を数ヶ月間に渡って使用してみるべきです。
 パウダーも効果があればよいのですが、効果がないようであれば一度中止することも考えてみましょう。
私達は特に膿や傷になっているところにパウダーを使うのは不向きと考えています。

投稿者 夢々&来夢 さん からの返答

ご指導ありがとうございました。再度病院で原因究明の為、検査をしてもらう様に言ってみようと思います。確かに原因も判らずに薬を服用していた感じも有りますので原因究明をお願いしようと思います。
ありがとうございました。

皮膚病が難治性の経過をたどる時は、診断がうまく出来ていない時です。日本には皮膚病の専門獣医師が数名おられます。一度専門病院で診断を受けて、その指示に従って、今の主治医の治療を受けることも出来ますので、まずあなた犬の皮膚病がどうして起こっているのかを詳しく調べてもらってください。東京でしたら、ASCどうぶつ皮膚病センターがあります。調布市深大寺東町1-3-1です。

投稿者 夢々&来夢 さん からの返答

ご指導ありがとうございました。原因究明のた為の検査をお願いしようと思います。
また東京の病院も紹介して頂き大変参考になりました。ありがとうございました。

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