今本 成樹 先生からの回答
今本です。
関節の変形がある場合には、手術は大変となります。
また、手術がうまくいっても、その後その足を使わない(自分でかばってしまうこと)で、筋肉がつかないことがあります。そういった場合には、筋肉による関節のサポートができませんので、場合によっては再度の脱臼を繰り返すこともあります。最終的には、もう少し強固な手術を施すことになりますけど、痛み止めを使ってのリハビリや、関節の炎症に対してのサプリメント等を補助的に用いることも効果があるかもしれません。
膝の部分での靭帯の損傷などについても、再度評価していただくことがすすめられます。手術時と、現在で、もしかしたら違った部分を痛めているのかもしれませんから・・・。
おだいじに・・。
2006/12/05 11:59 参考になった! 2
投稿者 犬子 さん からの返答
今本先生
丁寧は回答を心より感謝いたします。現在、仕事の関係で今だ新しい病院と連絡をつけられない状態ですが、時間を見て受診させようと思います。
ぽん吉は、未だに右足を庇って歩いています。特に寒い日に外へ出ると痛むのかあまり使おうとしません。
次回受診する場合は、今本先生が仰った様に靱帯の損傷等が無いかどうか調べて頂こうと思います。
本当に有り難う御座いました。
2006/12/12 11:59
膝蓋骨脱臼の再手術
初めまして、アドバイスを頂きたいと思いまして質問させて頂きました。ぽん吉(ポメラニアンもうすぐ2歳、オス)に付いてです。
私たちは現在アメリカのカンザス州に住んでおります。
ぽん吉が生後9ヶ月(去年10月)の頃、バスルームの床で滑った時悲鳴を上げその後左足を上げて歩くようになりました。心配になりかかりつけの病院で診察して頂いた結果膝蓋骨脱臼であると分かりました。
財政的な理由から今年8月3日にようやく関節の専門医に診察して頂く事ができました。獣医師は触診とレントゲン撮影での検査をしました。その際、右足がグレード2,左足がグレード3であり、左足にやや変形(膝蓋骨の下の関節がX脚になっている)がみられると言われました。その後側手術をして頂きました。
両足の手術を同時に受けました。膝の溝を深くしさらに皿の上を金具で止めるという手術でした。その後金具の摘出は必要無いとの事でした。その時獣医には手術は成功したと言われ安心していました。
その病院の方針なのか、両足共にギブスもせず、ただエリザベスカラーを首に巻き、一日4回の痛み止めを4日間。そして炎症止めなどを同じく4日間飲ませました。その後、現在に至るまでラミディール(Rimadyl 25mg)を一日に一度飲ませています。
しかし、今年9月に地元の獣医師に再診して頂いた結果。今だ右足の膝蓋骨が歩く度(または動かす度)に外れる事が分かりました。
同月、再度専門医を訪ね触診とレントゲン撮影をして頂いた結果、右足の膝蓋骨の周りの筋肉が全く発達していないという事を言われました。獣医師は「きっと右足の治りが遅いのだろう」と仰っていました。
しかし10月に再度診察して頂いた際にも同じ事を言われました。10月にはさらに、左足の変形も悪化しているとも言われました(しかし、こちらの変形の手術の必要性があるかは分からないと言われました)。
現在の職場の事情で病院を変えます。まだ新しい獣医師の診察は受けていないのですが、獣医師は先天的な物だと仰っていましたが・・
そう何度も手術をして、ぽん吉の体の負担はどうなんでしょうか?
今後何度手術が必要なんでしょうか?
後ろ両足が色々悪いと言われ、何だか先が見えない気持ちがして不安になります。
手術をして頂いた獣医には失礼ですが、今年8月の手術は失敗だったんでしょうか?
画像1は、術後の右足です。術後ですが軽い屈伸運動をしてあげてと言われて行っているところです。
画像2は、左足の変形です。
上手く説明しきれているか心配ですが、何かご意見がございますでしょうか。よろしくお願い申し上げます。