だいじょうぶ?マイペット

姉妹犬のケンカについて

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ フレンチブルドッグ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
東京都 / ふくばばさん (この方の過去の質問 3件)

 
2007/01/09 15:53

こんにちは。フレンチブルドッグ双子の姉妹を飼っている鈴木と申します。この二匹のケンカが激しい件について、質問させていただきます。

この二匹(一匹は白、もう一匹は黒)は、現在月齢4ヶ月半で同時にうちに迎えいれています。迎えいれたときは、一方の子(白)に寄生虫が居たため、1週間ゲージで隔離していました。

1週間後寄生虫が居なくなっていたので、隔離をやめたのですが、そのときからケンカが激しく、どうやら黒い子のほうが強いようで、2週間ほど経った後に白い子の首や前足にひどい傷ができてしまい、病院に連れて行きました。病院で塗り薬等をいただき、隔離したほうがよい、とのことでまた隔離して1週間ほど経つと白い子の傷も落ち着いてきたので、また一緒にしたのですが、またまたケンカが始まり、またもや白い子の身体が傷だらけになってしまいました。そのうちその傷が原因なのか、白い子が身体を頻繁に痒がり(血が出るほど掻く)、顔を柵にこすり付けたりと、痒がり方が異常で、しかも油っぽいような臭いを発すようになってきたので、皮膚病かも、と思って病院に再度連れて行きました。病院で血液検査等をしていただいたところ、寄生虫やダニはいない、とのことで一安心したのですが、症状がひどかったので、一週間入院させました。

1週間後迎えにいくと、皮膚の症状も大分よくなったので、念のためエリザベスカラーをつけて(前足を痒くてなめたり、首を血が出るほど掻いてしまうため)、連れ帰ってきて、もう一方の黒いことは隔離して生活させていたのですが、二、三日すると、また皮膚の様子がひどくなってきて常に痒がっているので、また病院に連れて行きました。もしかしたら、家にダニ等いるのかな、とも思ったのですが、もう一方の子は何ともなく、検査の結果もダニや寄生虫は検出されなかったので、なぜひどくなったのかはわかりませんが、恐らく家の中のどこかにこすり付けたりしていたのだと思います。

いずれにしても、また入院させて、まずは皮膚の荒れを完全に治すことを先決として、再入院させました。現在入院一週間で、皮膚の様子もまたかなりよくはなってきているので、来週には退院できるのかと思っていますが、獣医の先生曰く、皮膚荒れの原因が特定できず、恐らくきっかけはもう一方の子(黒)が噛みすぎて傷ついた部分がひどくなっている、というのが一番可能性が高いといわれました。

説明が長くなってしまいましたが、もし獣医の先生の言う通りであれば、退院してもまたケンカして同じことになってしまうのでは、と心配しています。二匹は寝ているときは一緒に寝ているのですが、起きているときは、大抵の時間ケンカをしていて、普段は(あるいは一匹のときは)全くほえないのに、ケンカになると、お互い異常な程、吠えあいます。特に白い子(皮膚荒れの子)のほうが、ヒステリックに吠えているようです。

このケンカが皮膚荒れの原因だとすると、ケンカが収まるのを待つしかないのかと思いますが、入院前の様子を見ていると、白い子のほうが明らかに負けているのに、諦めがつかないようで、どちらかというと白い子のほうがちょっかいを出していることが多いように思います。メス同士は諦めが悪いようだ、ということを獣医の先生も言っていたのですが、どうしたらよいものか、とても悩んでいます。ケンカが終わるのを待っていると、白い子の皮膚がまた荒れちゃいそうだし、かといってケンカさせないといつまでたっても上下関係がつかず、一緒に住むことが出来ないのでは、、、と。

そこで、ポイントしては以下の二点かと思っているのですが、アドバイスいただけると幸いです。

1. 上記のような皮膚荒れの原因は、上記のような状況だとやはりケンカによる傷が原因なのかどうか
2. もしそうだとしたら、ケンカをやめさせる(決着をつけさせる)にはどうすればよいか

以上、長くなりましたが、宜しくお願いします。せっかく双子の姉妹を引き離したくない思いで二匹同時に飼い出したのに、このままだと切なすぎます・・。

こんにちは、ふくばばさん
さて、姉妹ケンカの件について。

まず、犬というのは、群れを作る動物であり、その群れを維持するためには、人間の様な「平等」といったような考えはあまりないものだという事を念頭において話を聞いていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
今回のようなケンカは、二頭の力関係がまだまだ犬の社会的に確立されていないために起こります。逆に、その関係が二頭にしっかり確立され、支配者の方が、その特権を充分与えられたときは落ち着きます。
黒い子と白い子(どちらがばばちゃんか不明なので、こう呼ばせてください)の力関係ですが、まず間違いなく黒い子の方が上であると思います。
(当初白い子がケージに入れられて行動が制限されていたなどの経緯から)黒い子のほうが飼い主からの充分な愛情を受けていたと思い込んでいたところに、白い子がやってきた。順番としては、相手の方が自分より下だと思っていたのに、自分と同じような愛情を注がれる相手がやってきた。黒い子はそう考えたのだと思います。白い子も同じように、自分とふくばばさんとの関係に黒い子が入り込んできたと思っているのではないでしょうか。このとき、お互いに自分の順番決めを行うのですが、体力的にも同じ姉妹犬の場合、その力は拮抗していて順位決めに手間取るケースが多いです。今回もそのような状態でしょうね。
このようなケースで、二頭を隔離するのは得策ではありません。社会的に交流を持たせながら、二頭にお互いの順位を認識させる事が大切です。
人間の傾向として攻撃している方、強い方を罰するという傾向があるので、最初は抵抗もあるかもしれませんが、ここで、ケンカに勝った黒い子を群れのリーダーである飼い主がほめてあげる。逆に白い子からケンカをしかけたり、食餌などに割り込んだりしたときは少し低い声で威嚇をしながら、その行為をたしなめる等の工夫をするといいでしょう。ケンカに割り込むのであれば、白い子の首を押さえつけて、黒い子と白い子の間に自分のからだを入れていきます。(黒い子に対して、「リーダーである自分がお仕置きをしているから、手を出すな」という、飼い主の意思表示になります。それでも黒い子が噛みついたりするのであればそれは明確なルール違反があるので黒い子も押さえつけて構いません)
そうやって飼い主>黒い子>白い子という群れの中での順番を認識させて早く群れのルールを作る事が必要です。
可哀相と思われるかもしれませんが、群れを維持するためには必要な犬社会の根本的なルールであり、二頭を一つのお家で飼うためには必要な事だと思ってください。

また今回の皮膚病の原因については、実際に診療に当っている獣医師の診察に勝るものは無いので、コメントは控えますね。
大変かもしれませんが、順位付けがしっかりなされると、不思議なくらいケンカは収まると思うので、頑張ってみてください。
お大事に。

投稿者 ふくばば さん からの返答

是松先生、アドバイスありがとうございます。

白い子(ばばちゃん)は、皮膚の痒み等もおさまり、今週末に退院できそうです。

計3週間程入院していて、その間に黒い子はより今の家を自分の場所と認識しているはずで、白い子が帰ってきたら、自分の家に入ってきた!となって、またケンカになるな、予想しています。

以前は、ご指摘のとおり、より強い黒い子を叱ったりしていたのですが、これは大きな間違いでした。

犬社会のルールを尊重して、黒い子を上として扱うよう、我々飼い主も意識しようと思います。

白い子の身体の痒みは、入院して落ち着いてきているので、やはりケンカでついた傷が原因だったと考えられます。加えて、白い子は先天的に油症のようで、シャンプーして三日もすると身体がべたべたしてくるので、それも原因の一つのようです。

重ねて、ご回答ありがとうございました。

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