是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、NORIKOさん
離れて暮らすどん君の様子心配ですね。
まず最初に、実際にレントゲン、血液検査の結果を見てない立場での話ですので、どちらかというと、悲観的な物言いになってしまう可能性があることをお許しください。
肺に腫瘍が見つかったということですが、まず肺の腫瘍で良性のものはまれです。前回の肺のレントゲンをいつごろ撮ったのかにもよりますが、最近にも撮っており、それが異常のないレントゲン像であったのなら、腫瘍浸潤の経過は早いのかもしれません。
腫瘍の検査には、腫瘍そのものを傷つける方法や、気管支等の洗浄液から材料採取する方法、すでに胸腔内に溜まっている液から材料採取する方法等があります。
どの方法をとるのが適切かはレントゲンを見て選択することになります。ただ、場合によって胸腔内の腫瘍細胞が肺に包み込まれた形になっているなどして、材料の採取はあきらめるケースもあることと思います。
また、今回血小板が少ないということで、凝固不全も心配される要因だったのかもしれません。
ただ、肺に腫瘍が見つかってそれが悪性だとして、完治は不可能だとしても肺の腫瘍に対する化学療法はあります。
最初からあきらめるよりも、一度転院するなりして、どんちゃんにとっていい方法を探してみるのがいいと思われます。
どうぞ、お大事に。
2007/02/03 10:49 参考になった! 0
腫瘍診断の危険度について
はじめまして。ぜひアドバイス頂きたく質問させて頂きます。
チンチラシルバー4歳です。
現在は、私は離れて暮らしておりますが、実家で両親と暮らしています。
親戚の家で3匹で産まれたのですが、他の2匹は生後一週間以内に死んでしまいました。残った1匹をもらって、生後2ヶ月くらいから飼い始めました。
子猫の頃より、よく咳き込む、呼吸音が大きい、吐く(えさの場合も、長毛なので毛玉も場合も)という症状はありました。ひどいと判断した時には近くの病院へ連れて行って診察してもらっておりました。レントゲンも何度が撮ってもらいましたが、特に異常はなく「気管支が少々細い」くらいで問題ないとされ、特に心配はしていませんでした。
先日、いつもより症状がひどいので、母が病院へ連れて行って血液検査とレントゲン検査を受けたところ、「肺に腫瘍が出来ています。腫瘍が良性か悪性が判断するためには針での検査が必要ですが、検査の再に出血して肺に血液が入ると危険なので検査はせず、経過観察するしかありません。」との診断。更には症状が進めば安楽死という方法もあると言われたようで、かなりショックを受けて帰って来ました。
血液検査では、血小板が少ないと言われたようです。
両親は、以前からお世話になっている病院の診断に悲しみながらも諦めてしまっているようですが、離れている私には”検査が危険”ということが理解できません。このような状況では検査は難しいのでしょうか?良性でも悪性でも出来る限りのことはしてあげたいと思うのですが。
他の病院でセカンドオピニオンを受けるべきでしょうか?
アドバイスをお願い致します。
昨年の今頃、一度排尿困難になったことがあります。この時はお薬とえさの改善によって症状はなくなりました。