今本 成樹 先生からの回答
今本です。
一般的には、悪性黒色腫で、そのような場所にできた場合には、切除を行います。抗がん剤もあまりかんばしい効果がないことが多いので、放射線治療が勧められます。
再発のリスクを考えると、切除後、何かをすることの方法が好ましいです。
最近では、免疫治療が可能です。
DCワクチンというもので、悪性黒色腫でかなり良好な結果をあげています。私も、実施した経験がありますけど、結構高額です。
放射線治療よりも高いと思います。
ただ、切除時に麻酔が必要以外では、あとは、皮下注射で可能です。また、軽度の発熱以外の副作用がほとんど認められません。
放射線治療もかなり優秀な治療方法です。
毎回麻酔が必要であることや、放射線から来る副作用などの面での心配はありますけど、、、、
どちらにしても悪性のこの部分にできるものでは、早期に治療をすべきであると考えます。
よく担当の先生と相談なさって決定してみてはいかがでしょうか?
きっといいアドバイスをいただけると思います。
おだいじに・・・。
2007/02/09 23:24 参考になった! 0
投稿者 のぶさん さん からの返答
回答ありがとうございました。転移は今のところないようですし、年齢のこともあり、全身麻酔の負担など考えると、しばらくこのままにしておこうかとも考えています。DCワクチンのことは初めて聞いたので、次回2週間後の受診のときに相談してみようかと思います。
2007/02/16 11:24
上唇にできたいぼ状のおでき、悪性黒色腫と診断されました。
2005年暮れに慢性リンパ性白血病の診断をされ、抗がん剤服用治療を続けて体調も良好でしたが約半年抗がん剤を服用しつつ迎えた昨年の猛暑でめまいを起こすようになり、心臓肥大が発覚。抗がん剤をやめ、心臓の薬を飲み、めまいはなくなり、次は後ろ足を引きずるので、X線検査の結果、脊柱変形症と分かり、サプリメントで対応。秋には慢性白血病のほうも再発していないのでサプリメントだけで元気に過ごしています。ところが、昨年の夏くらいから、鼻の穴の下、上唇の黒い皮膚の部分に小さないぼ状のものができ、3~5ヶ月で約5ミリの大きさです。まわりの皮膚と同じ黒い色なので、大きくなったダニかと思ってしまうようなイボでした。きっと年のせいだろうと気にしていなかったのですが、先日月に一度の診断とサプリメントをいただきに行ったとき、先生に相談すると、悪性のものかもしれないからと、切除して検査に出すことになりました。その結果、悪性黒色腫という皮膚がんという結果が出ました。検査に出した部分は腫瘍部分が全部切除できているけれども、再発するものなのでまわりの部分を広く切除するか、放射線治療か、どちらかになるようです。でも、切除は鼻の下の上唇なので、顔の形が大きく変わるし、容易に舐められるところなので手術後のケアも大変そうです。放射線治療の場合も、副作用、回数、費用とか、不安なことがたくさんあります。犬のこの病気の場合、一般的な治療はどのようにされるのでしょう。教えていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。