是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、ぽぽららママさん。
足の付け根の脱臼といわれたそうですが、間欠的に何度か跛行を繰り返すという症状からすると股関節脱臼というよりも、膝蓋骨脱臼のようですね。
股関節脱臼であると、歩行はかなり困難になると思われますし、麻酔下での整復、日数が経っていて整復困難な場合は手術が適応になります。
一方、膝蓋骨脱臼は人間で言う、ヒザのお皿に当たる部分の骨が、本来収まっている溝から、外側もしくは内側にずれて、痛みを感じて跛行するという病気です。
言葉の違いからうまく伝わらなかったのかもしれませんね。
いま中国にいらっしゃるということで、その中で今お家で出来ることをアドバイスさせていただきますね。
嘔吐の原因として、薬、サプリメントの類いがどのようなものか不明なので、これらに関してのアドバイスは保留させていただきます。
まずは生活環境を考えてみてください。
滑りやすい床を歩くことは一切禁止で、カーペットもしくは毛足の短い絨毯のある場所でのみ生活する。段差やソファ等の上り下りは禁止。(特に降りる時に脱臼を起こしやすくなります)マッサージは特には必要ないのですが、跛行が始まったら、一人は前足や、顔をなでてあげ、身体を固定し、もう一人がそっとヒザの関節部分を左手で支え、右手で足のすねの部分を持って関節を伸ばしてみてください。場合によってそれで膝蓋骨脱臼が一時的に整復出来ることがあります。
最終的には手術が適応になる場合もありますが、普段の生活環境を整えることで症状の改善も見られますので、興奮しやすく、狭いところに入れておくとかえってストレスがたまったり、出したときに暴れる場合には以上のような環境改善や、早めのストレッチもいいと思います。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事に。
2007/02/27 11:43 参考になった! 0
投稿者 ぽぽららママ さん からの返答
お忙しい中、ご回答くださいまして、どうもありがとうございました。今の家は、床が大理石になっておりますので、一応楽楽丸の行動範囲を決めて、その中にはマットを敷き詰めました。元々元気の良い子なので、可哀想な気持ちもありますが、一時的な感情に流されず、長い目で見て、今出来ることをやって行こうと思っています。5月には、検疫期間が切れるので、日本へ帰り、キチンと検査してもらい、場合によっては手術をしてもらおうと思っています。本当にありがとうございました。
2007/03/06 11:43
左後ろ足を上げて歩きます
はじめまして。現在中国(蘇州)で暮らしております。
一週間前、突然左の後ろ足を上げて、歩いているのを発見しました。
その後、2~3日様子を見ていたのですが、治ったり上げたりで、3日後に病院へ行きました。(上海に有る、国営の動物病院で、スタッフは全て中国人で会話は中国語の為、中国人で日本に住んでいた友人が通訳で同行してくれました。でも専門用語等は通訳しきれない為、筆談等も行いながらの診察です)
レントゲンの結果「足の付け根の脱臼」だと言う診断がなされました。痛み止めの注射と、サプリメントと痛み止めの投薬、それとマッサージを行う様にとの事で、家路に着きました。
ところが、今まで食欲旺盛だったのが、何故か食べなくなり、毎日嘔吐するのです…
足の方も、上げている時の方が多くなり、ケージに入れておく時間が長い為か、出してあげた時のはしゃぎ様が物凄くて、それで又脱臼してしまう感じです。
出来るだけケージの中に入れておいた方が良いのでしょうが、元々活発で元気の良い子なので、精神的にも参っているのでしょうか?
後、マッサージと言われたのですが、言葉の問題も有り、どの様なマッサージを施せばイイのかが、分かりませんでした。
次回、病院へ行くのは一週間後です。
その時に、再度レントゲンを撮るそうです。
検疫の関係で、今年の5月初旬でなければ、日本に連れて帰る事が出来ません。
その間、飼い主が出来る限りの、病状進行を遅らせたいと思っております。
何か飼い主でも出来る事がありましたら、是非アドバイス頂きたく、質問させてもらいました。
宜しくお願い致します。