井上 平太 先生からの回答
漢方薬とは数千年の人体実験により中国や韓国や日本で編み出された生薬の特殊な組み合わせ処方です。組み合わせは厳密に決められており、それにより六君子湯・補中益気湯・桂枝加竜骨牡蠣湯・八味地黄丸・・・という名前がついております。
それらの中には医学界で効果が臨床的に証明されており、実際に人間でも動物でも医療の場で実践されているものもございます。
残念ながら、今回相談を受けているものは漢方薬として承認されているものではございません。あくまでも自己責任で利用することになると思います。しかし、念のために、今処方されている薬と相互作用が無いかどうかを主治医の先生にお聞き頂くと良いでしょう。
しかし、今はサプリメントとしてしか使えないものから、将来の有望な抗癌剤が生まれてくる可能性はございます。たとえばきのこ類に含まれるベーターグルカンは、免疫活性効果が証明されつつあります。さめの軟骨は癌病巣に血管が新生されて栄養を送ることを阻害するようですし、ある種の不飽和脂肪酸は癌細胞を兵糧攻めにして、癌細胞の餓死を起こさせるようです。ミミズにも興味深い効果があるようです。
これらは試験管内での癌細胞には効果があっても、実際の生体に対して抗癌効果や延命効果が学会発表されているわけではございません。それをご了承の上でお使い下さい。
お大事にしてください。
2007/02/28 22:45 参考になった! 0
投稿者 ゆうっち さん からの返答
ありがとうござました。 少し考えてみます。
2007/03/07 10:45
漢方薬について
初めて質問するのですが、アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。漢方薬についての質問ですが、癌にイーエムライジン4とDMSというサプリが有効と聞いたのですが、本当に効果があるのでしょうか?