だいじょうぶ?マイペット

ヘルニアでしょうか?

質問カテゴリ:
背中・腰を痛がる

対象ペット:
/ ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
千葉県 / くろアンディさん

 
2007/04/06 18:41

始めまして。アドバイスいただきたく質問させていただきます。ミニチュアダックス4歳オスです。3月30日びっこを引くので病院に受診し、レントゲンをとっていただく。多少ヘルニア気味なので、痛み止めの注射、一週間分のお薬をいただき帰宅しました。その後症状改善、しかし4月4日まえよりも症状がひどくなったので、4月5日病院に受診、少し強いお薬に変えましょうと3日分いただく、4月6日現在後ろ足が麻痺してるようで前足のみで歩行、おしっこも気がつかないようでもらしています。たいしたことないと言われたのですが、ヘルニアでしょうか?どうぞよろしくお願いします。

ヘルニアだったとしての話をします。

このサイトでも何度も言っていますが、世間の方は、
イヌの椎間板ヘルニアをヒトと同じように考えておられます。
とても危険なことです。いいですか、イヌのヘルニアは半身不随まで進行する場合があるのですよ。

人の椎間板ヘルニアとイヌのヘルニアはまったく
症状、重傷度が違うのです。イヌでは、神経の
太いところが圧迫されるため、下半身不随に移行する
ことが比較的多いのです。つまりどちらかというと、
人の交通事故の脊髄損傷に近いのです。ヒトでは安静に
していれば軽症ならば治りますが、イヌは半身不随まで
いくのです。ぜひ、ぜひ覚えておいて下さい。


現段階で治療効果が明確なものは、
絶対安静+手術or特殊な注射タイプのステロイドです。ただし、重症のもの(麻痺があって痛覚も消失している場合)には、手術の方がより効果的と報告されています。

もっとも洗練した治療法は、直ちにMRIもしくはCT
をとっって、場所を確認して、手術です。慣れた先生
であれば、30分程度の手術と聞きます(当院でも手術は
できません)。かかりつけの先生が治療が無理ならば、紹
介してもらってください。


なお、ヘルニアと思われる病態の数%~数十%の子で、
致死性の脊髄軟化症を発症していることがあります。
この疾患は、残念ながら1~2週間程度で、麻痺がどんどん
進行して、死亡してしまいます。

投稿者 くろアンディ さん からの返答

早速の回答を賜り、感謝申し上げます。
後ろ足が麻痺していたので、施設の整った病院にすぐに連れて行きました。CT,MRI検査の結果、すぐに手術をして頂きました。現在は退院し、後ろ足の麻痺は回復しておりませんが、手術前よりは動くようになったようです。お世話になりました。

こんにちわ。実際に後肢の神経学的検査をしないとわかりませんが起立不能ですか?まったく後肢を使えないのですか?もし使えなかったり起立不能だったりすれば椎間板の疾患がおおいに考えられます。もう一度良く診てもらってください。

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