蓮井 良太 先生からの回答
juniojyo さん
獣医師を弁護する訳ではないのですが、現在注射針の使いまわしについては無いと信じています。
シリンジや針は使うたびに捨てるものです。
頭数が多い場合、時間短縮のため事前に注射液をシリンジに吸った状態で準備していると、作業も早い為飼主さんには同じシリンジで接種された様に見えてしまったのかもしれません。
また接種時に動物が暴れてしまった場合など、接種後にシリンジ内に注射液が残ったり、少し漏れてしまうことがあります。
ほとんどの液が漏れてしまっていれば問題ですが、シリンジ内に多少残っていても効果に影響はありません。
体重測定については、集合注射では通常測定はしていないと思います。ワクチン接種については体重は関係ありません。
juniojyoさんの地域の集合注射が実際どうか正直なんとも言えません。ご心配であればその時の担当獣医師を教えていただいて、直接確認してみることが一番だと思います。
狂犬病の予防接種は動物病院でも集合注射と同じ料金で接種しています。その場合は体重測定や体温測定、一般的な身体検査もしてもらえると思います。
動物病院が遠くて大変かもしれませんが、来年からはかかりつけの先生を見つけて、フィラリアの予防薬をもらうのときに一緒に接種してもらうと良いと思います。
針から感染する病気については血液を介して移ってしまう病気が予想されますが、検査をしても分かりにくいものが多いと思います。
フィラリアについては半年後に抗原検査を受けると今回のことでの感染の有無が分かります。
地域的にバベシアと言う病気も注意が必要だと思います。
2007/04/27 08:27 参考になった! 0
投稿者 juniojyo さん からの返答
回答有難うございました。
県の獣医師会に今回の疑問点を伝えたところ獣医師会の理事の方が経緯の聞き取りに我が家までお見えになりました。
回答中にあるようにそのときの担当医師も能率を上げるために左右のポケットで使用済みと新しいものとに使い分けていたということでした。
この説明で納得が行ったわけではありませんが感染症の検査と狂犬病ワクチンの再接種の申し出もあり今まで以上に注意徹底されるという約束を信じたいと思っています。
当の我が家の犬は現在のところまったく平常通りなのでそろそろフィラリアの投薬時期ですのでかかりつけの先生に相談しようと思っています。
早々に回答いただき感謝しています。
2007/05/04 08:27
狂犬病予防の注射針の使いまわし
今日引っ越してきてはじめて今の地域で狂犬病の集団予防接種を受けました。
タイトルにもあるように驚いたことに今日受けた狂犬病の予防接種ではシリンジと注射針の交換は一切行われていませんでした。
白衣を着た獣医さんがすでにワクチンの入ったシリンジを手に持ち針を消毒するでもなく、体重を確認することもなくそのまま次から次へと打っていきました。
初めは手続きをしていて他の方が受けているところを見ていなかったので気が付かなかったのですが、我が家の犬が接種が終わったときにまだシリンジにワクチンが残っているのでおかしいと思いその後の様子を見ていて分かったのです。接種後注射跡を確認するとその部分が水をかけたようにぬれていて本当に接種したのかどうかも不安です。
最も近い獣医さんでも40分以上かかる山間地です。近所の方の様子を見てもフィラリアの予防や狂犬病以外のワクチン接種を受けている人はほとんどいないような地域なのでどなたも不信感を抱いている様子も無く役場の方も了解している様子でした。
毎年フィラリアの予防をするときには検査をしてもらってからお薬はいただいていますが、使いまわしのシリンジや注射針で感染する可能性のある病気はどんなものがありますか?今のところ変わった様子はありませんが、すぐに検査をした方が良いでしょうか?
また役場の方にはどのように改善をお願いしたら良いのでしょうか?
長くなってしまいましたが義務として受けた注射なのに病気になってしまうのではととても心配です。
アドバイスよろしくお願いします。