だいじょうぶ?マイペット

下半身不随の回復について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
東京都 / さわさん (この方の過去の質問 3件)

 
2007/04/30 00:01

よろしくお願いいたします。

下半身不随の猫を2匹育てています。
コツコツリハビリに励む日々ですが、
ひとつ疑問が生じましたので、教えていただけますでしょうか?


■猫の情報■

もう少しで8ヶ月・生後1ヶ月未満で脊髄損傷→下半身不随

■後肢の状態■

以前⇒触っても反応なし、痛覚もなし、レーザー治療時もいっさい反応なし

今現在⇒触っても反応なし…でしたが、濡れた時などタオルで拭く時嫌がるようになりました。また、温度がわかるようになったのか、
下半身を沐浴させる時、いつもの温度より高いと嫌がります。
レーザー治療をしている時、少しだけ背中が反応します。

リハビリは毎日屈伸運動、家でレーザー治療(購入しましたので)をしています。
私のブログ(http://ameblo.jp/cimanoah-2/entry-10028783612.html)にありますように、
外科手術は困難な子ですので、
地道なリハビリを続けるしかないのですが、

上記のような状態を、少しでも良くなっている…と夢見ていいものか、
考えあぐねています。

色々な先生方の意見を知りたく、質問いたしました。
よろしくお願いいたします。

(画像は負傷箇所、脊椎4、5番目のCT画像を3D画像に加工した物です)

こんにちは、さわさん

画像見せていただきました、脊椎4,5番目と言われていますが、おそらく腰椎4-5の部分を中心に撮られたものだと思います。腰椎自体もかなりのダメージを受けているようですね。
生後1ヶ月未満の時点での怪我ということで、大人の雄猫等が口でくわえるなどして乱暴に扱われたのかもしれませんね。通常の交通事故などで円形に近い形の穴が形成されることはまれです。

何度かお答えしているのですが、神経系の代償機能というのは、不思議なもので、思い掛けないところから、感覚神経等が発達してくる場合があります。おそらくみゃあちゃんも、末梢神経の感覚神経が少しずつ発達してきているのだと思われます。
レーザーの治療や、日頃の地道なリハビリの成果が出ていると思っていただいていいのではないでしょうか。
今回のように、手術不能な腰椎麻痺の猫のリハビリで一番大切なのは膝関節と、踵関節(かかと)部分の硬化を防ぐことです。
ゆっくりと曲げ延ばしを行なうこと、レーザーをお持ちのようですので、百会や、環跳(かんちょう)、交巣(こうそう)等の体幹部のツボだけではなく、掠草(りゃくそう)や跟端(こんたん)といった膝や踵部分のツボも同時に刺激することを持続的にしてあげてください。
また、身体が小さいので、出力はあまり高くしないように気をつけてあげてくださいね。(ちゃんと気をつけていらっしゃるとは思いますので、蛇足でしたらごめんなさい)

日々の治療の中で、ちょっとした飼い猫の変化はとても嬉しいものです。良くなっているんだと希望を持っていただいていいと思います。特に成長期の仔猫は思い掛けない回復や生命力を見せてくれます。今後とも不自由な猫ちゃんと楽しい思い出を作ってあげてください。

少しでも参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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