井上 平太 先生からの回答
この方法は手術の危険性から開放されると言う意味では非常に意義深い方法です。麻酔の危険性を回避できますので、とても安全な治療法と言えますし、気が変わったときには妊娠させる事も可能なわけです。
しかし、ホルモン剤の注入による避妊にも副作用がございます。ただ、全ての治療法に副作用がございますので、この事だけを大きく取り上げると不公平になりますが。
しかし、使用できる回数にも制限がございますし、高齢になってからの子宮蓄膿症などの生殖器病発症の問題を考えると、悩むところです。
この治療法が発表されたときには画期的な方法としてかなり脚光を浴びました、しかし、年数がたつにつれマイナス面も判明して来たため、今は賛否両論です。
それぞれの利点欠点を良く見極めたうえで、選択してください。どちらが良いかは飼い主の考え方により異なります。もちろん検査結果により手術が出来ない場合には、選択の余地はないかもしれませんが。
お大事にしてください。
2007/07/30 23:38 参考になった! 0
投稿者 falzochan さん からの返答
ご回答ありがとうございました。もっと早く質問させていただけばよかったと思っております。よく考えて処置させていただきたいと思います。大変参考になりました。
2007/08/06 11:38
犬の避妊について
はじめまして。4才のゴールデンレトリーバーの雌です。子供を産ませないので避妊しようと考えていたのですが、かかりつけの先生から施術ではなく、ピルの注射をすすめられました。ピルだと3年間生理がこないのとカラダの負担が軽いといわれました。がん等の予防には手術の方がいいのでしょうか?もし、その場合、4才なので遅くないでしょうか?