井上 平太 先生からの回答
フェロミアを使っていただいても全く問題ございません。鉄欠乏性の貧血には効果的です。しかし、処方されたサプリメントと併用した場合に、重複による弊害が出るといけません。投与量については獣医師と良くご相談下さい。鉄剤は一般的には副作用の少ない薬剤とされております。ただし鉄の取り過ぎは肝臓に良くないというデーターもございます。
もし今の治療により効果が認められない場合には免疫介在性など、他の原因も考えた検査が必要かもしれません。
お大事にしてください。
追伸
免疫抑制剤と副腎皮質ホルモンはそれぞれ単独で用いる事もあれば、併用する事もございます。交互に使う事によりそれぞれの副作用を起こりにくくする事もございます。
フラジールと言う抗原虫剤により上記薬剤の使用を減らす事が可能な場合がございます。効果が出る理由は不明なのですが、習慣的によく処方されます。
食事療法が維持の重要な鍵になります。慎重に選択していきましょう。
2007/08/27 00:29 参考になった! 0
投稿者 とらんす さん からの返答
早速ありがとうございます。
コリンの方はリンパ管拡張を伴う形質性腸炎とわかっております。ステロイドを0,125mgで1日おきに服用していましたが、貧血が
改善されません。ステロイドと免疫抑制剤の使い分けはありますでしょうか?
2007/09/03 12:29
貧血
4歳のAコッカーがおります
特に自覚症状はないのですが
今日採血をしてみたらアルブミン1,8ヘモグロビン12,4
と貧血傾向でした。肝臓などにも異常がなかったので
鉄のサプリメントをもらったのですが
犬にはフェロミアなどの鉄剤は有効ではないのでしょうか?
もう1匹のコッカーはリンパ管拡張を伴う腸炎でステロイドを
服用していますが、これまた貧血です。
どちらも同じ鉄のサプリをあげております