是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、ぽぶさん。
雄犬の肛門周囲腺腫の場合、男性ホルモンであるテストステロンの影響を大きく受けていますので、まずは去勢が第一選択になります。
去勢手術をすることにより、男性ホルモンを放出している精巣を除去し、肛門周囲腺の腫脹を取り除くという方法です。
ただ、今回ポッキーくんの例では、それらの手術をすぐに行なうことが難しいようですので、主に対症療法という処置をとらざるを得ないのだと思います。
現在ステロイド剤の内服を受けているようですが、その他にも、座薬を試してみてもいいかもしれません。
痔疾患用の座薬を用いることにより、肛門周囲の不快感が収まり、腫れなども少し引くケースがあります。
もしよろしければ、獣医師に相談なさってみてください。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください。
2007/11/02 17:15 参考になった! 0
投稿者 ぽぶ さん からの返答
どうもありがとうございます。
11月1日に腫瘍から大量に出血してからずっと安静にしていましたが、4日に息を引き取りました。
腫瘍が重たそうで、ぴょんぴょんと歩いていたので、座薬、試してみたかったです。
アドバイスありがとうございました。
2007/11/09 05:15
肛門周囲腺腫
はじめまして。16歳の(コリーの)MIXです。肛門周囲腺腫があり、現在12cm程になっています。去年、動物病院で、手術前の血液検査で肝臓の数値が高く、手術を見送りました。去勢手術もしていません。それからどんどん大きくなってしまい、出血を繰り返しています。何か治療法はあるのでしょうか。
先日の血液検査では、肝臓の数値が高い、貧血。心臓の音が良くない。といわれ、ステロイド剤と、心臓の内用薬をいただきました。さらに今後は肝臓や貧血の薬、注射を追加し、続けていくかの判断をするように言われました。
「薬漬け」という状況に抵抗はあるのですが、他の選択肢は無いのでしょうか。犬にとって負担にならない方法がなにかあればと思います。どうぞ、アドバイスお願いします。