橋本 祥男 先生からの回答
検査は腫瘍を摘出して行ったのではなく、
針か何かでわずかな細胞を取った検査でしょうか?
アトピー性皮膚炎の程度にもよりますが、
針生検では乳がんによる炎症と
皮膚炎による炎症の区別は難しいと思います。
沢山の組織をとった上での診断であれば、非常に残念ですが、
乳がんの中でも最もシビアなケースになると思います。
もし、細胞診しか行っていないのでしたら、
諦める事は無いとおもいます。
患部も小さいようですし、年齢も若く状態も良いようですから、
拡大手術を行えば、うまく行くのではないかと考えますが、
実際の患者を診ていないので、
推測の範囲を出ませんから、
是非、セカンドオピニオンを得られる為に、
別の獣医師の診察を受けて、意見を聞くべきでしょう。
2008/01/14 12:23 参考になった! 0
投稿者 ハンナのお父さん さん からの返答
橋本先生ご回答大変ありがとうございます。私にとっては子ども同様なので、顔をみているのがつらいときもあります。お勧めに従い、一度セカンドオピニオンを求めたいと思います。最後に重ねて御礼を申し上げます。
2008/01/21 12:23
炎症性乳ガンの治療について
はじめましてご相談をお願いします。飼い犬はゴールデンリトリバー雌7歳半・避妊手術はしていません・妊娠もさせたことはありません。12月末に左乳房付近に赤い点が出て病院で診てもらいました。今回、細胞の病理検査の結果、悪性腫瘍であり、炎症性乳ガンと呼ばれるものではないかとの結果となりました。肺やリンパ節への転移はまだないらしいのですが、主治医は肩から股までの大きな切除手術をする必要があり、それで仮に2ケ月の寿命をさらに縮めることになるのであれば、手術は止めた方がよいのではないかとの意見です。まだ元気で自覚症状はまったくないし、皮膚も、一部で薄い痣のようなものが5センチの範囲で広がっているだけの状態なので、私としては助ける方法があるのではないかと思います。何か方法がないかご教示下さい。なお、もともとアトピー性皮膚炎で治療をしていて、腎臓があまりよくないと言われています。
もし、手術が無理な場合、放射線治療、抗ガン剤、免疫療法に関し、その可否、また可とする場合に複数組み合わせの可否を教えて下さい。また、免疫療法の効果はどの程度期待してよいか教えてください。