だいじょうぶ?マイペット

小腸の腫瘍の疑い

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
大阪府 / みここさん (この方の過去の質問 3件)

 
2010/04/04 20:18

先日『吐いたものがウンチ臭い・・・』で相談させていただいたものです。
3/27日レントゲンとエコーの検査をしましたが、小腸の腫瘍を疑って
いたもののそれらしきものは写っていませんでした。
ただエコーで胆泥が溜まっているみたいだと言われて、それが他の臓器を
圧迫しているのかも、、、とのことで肝臓の薬(ウルソ錠)を処方されました。
これでしばらく様子を見ようということだったのですが、容態は悪くなる
ばかりで今はご飯もほとんど食べず水も飲まなくなってしまいました。
本人は何か食べたいと餌場に来るのですが、なにを出してもほとんど食べ
ません。水も飲もうと器に顔を近づけるのですが飲まずにうずくまって
しまいます。
もし胆泥が原因の嘔吐であるなら、黄疸や血液検査で肝機能に異常値が
でるなどの症状もあるのではないでしょうか?嘔吐の症状だけで他の異常は
白血球数が多いくらいでした。
主治医にそのように尋ねてみたら、『それならば胆泥に見えたものが腫瘍
だったのかもしれない』とのことでした。
どちらにしてもやはり開腹しないとわからないのでしょうが、こんなに
体調が悪くなって開腹手術などできるのでしょうか?
17歳なので『寿命だ』とも言われましたが・・・  本人がまだ食べる気
があるみたいなので、なんとかしてあげたいと思うのですが、ただ
手術を受けたとしても、その後頻繁な通院をさせてしまうのは、この子の
性格からしてすごくストレスになるとも思います。
長生きさせたいわけではなく、苦しみを軽減してあげたいのです。
どうしてあげるのがいいのかわかりません。。。
一度ステロイドを打って食欲が改善したのですが、再びステロイドを
打つことはだめなのでしょうか?
先生方には、このような体調で開腹手術ができるかどうか と
手術できたとして、その後どのような治療が必要であるのか また
今現在、他にできうること有効な治療や薬などがあるか など
教えていただければうれしく思います。
今1日で摂取できているのは、ドライフード10~15粒、フェロビタを
ティースプーン2杯、チューブダイエット(対2割合)15ml、
5%ブドウ糖水10ml 皮下点滴でソルラクト125ml
です。
先生方、よいアドバイスをよろしくお願いいたします。



総タンパク質量(TP)は低下していませんか。正常は6g/dはあります。低下しているようだと消化管粘膜にリンパ球やプラズマ細胞が多数集まって来て、吸収障害を引き起こすリンパ球プラズマ細胞性腸炎を疑えます。この病気ですと、最初のステロイドは劇的に効果を発揮しますが、計画的に継続した処方を受けないで、休薬しますと、ステロイドの再投与を開始しても初回ほどの効果は期待できません。総タンパク質量(TP)が正常なら、胃及び十二指腸について内視鏡検査で消化管内面の様子を観察すると病気が見つかるかもしれません。

投稿者 みここ さん からの返答

中津先生、ありがとうございます。
総タンパクは6.4で正常です。やはり開腹が一番早いみたいですね・・・ このように体力が落ちた高齢の子の手術が相当であるかどうかもお聞きしたかったのですが・・・

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