井上 平太 先生からの回答
必要なのは全血ではなく血清です。全血のままですと腐敗しやすいですので、ドイツで採血してもらった後に遠心分離してもらって下さい。
なお、IgEの検査用の血清は常温で数日間大丈夫なはずです。しかし、動物病院によってこの検査のために血清をアメリカに送付している病院もございます。(伝染性疾患フリーの証明書が必要)また、日立やサルーンなどの国内の検査センターを利用している病院もございます。検査センターによって必要な量や保存容器も異なります。
まず最初に帰国後に利用する病院を決めて、その動物病院の指示を仰いでください。
おそらく血清は本来生物学的製剤にカテゴライズされるので、正規に機内持ち込みする場合には注意が必要と思われます。(行間を読み取ってください。)持ち込み不可の事もございます。
しかし、ドイツの病院では本当に受け付けないのですか。?ドイツ国内で無理でも、アメリカに検体を送付するなり、EUのどこかで郵送での検査受付をして頂くなり、方法は無いのでしょうかね。
お大事にしてください。
2010/05/18 20:32 参考になった! 0
投稿者 Koh-chan さん からの返答
回答ありがとうございました。
こちらのペット総合病院にいってみましたが、そのような検査はしていないといわれました。こちらでは原始的な病院ばかりです。
また、血清の取り扱いについてのアドバイスも誠にありがとうございました。
ちょっと難しいことをしようとしているのかも知れません。
もう少し、こちらの病院で検査可能なところを探してみます。
ありがとうございました。
2010/05/25 08:32
アレルゲン検査
はじめまして。
もも:ゴールデンレトリバー(6月で9歳)メス。28kg。避妊手術済み。
のことについて、質問があります。
今、私はドイツで生活をしているのですが、
2年ほど前から、時々、激しくアゴやホッペを掻き毟るため
病院に連れて行ったら、アレルギーによる痒みだとのことで、
プレドニゾロン5mgを1日1錠服用するようにと診断されました。
この薬をあげている間は痒みも治まるらしく、ホッペやアゴの毛も
復活するのですが、服用をやめると、また掻き毟るようになってしまいます。
この半年間は、痒みが継続するため、毎日この薬を服用し続けました。
すると、最近、尻尾やオシリ周りの毛がどんどん抜け始め
今では、全身の毛が薄くなってきてしまいました。
(おなか周りは肌が露出してしまっています。)
病院で、血液検査すると、ホルモンの値(0.7ug/dl)が非常に低く
甲状腺機能低下症だと診断されました。
原因はプレドニゾロンの副作用ではないかとのこと。
結局、甲状腺機能低下症を治すには、かゆみどめの薬を
止めなくてはいけないのですが、
量を少なくしたりすると、とたんにかゆがってかきむしります。
何に対するアレルギーなのか調べたいのですが、
ここ、ドイツでは、血液によるアレルギー検査がない
と獣医さんに言われました。
でも日本では、血液検査で、100種類程度の物質に対する
アレルギーを検査できると聞きました。
そこで5月25日に出張で日本に帰国するため、その前にももの血液を採取して日本持ち帰り、アレルゲンテストを受けたいと思っています。
質問①
血液はどの程度の量が必要ですか?
質問②
血液は何日間くらい常温保存ができますか?
(25日の午前中に血液採取して、27日に国内の獣医さんに渡す予定です。)
質問③
血液を保存する場合に何か注意点ありますか?
また、上記のももの症状について、何かアドバイスありましたら
是非、よろしくお願いします。