是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、ふみさん
早速ですが、真菌感染症の際のステロイド使用について述べさせていただきます。
確かに総論的に言うと、ステロイド投与は体の抵抗力を下げ真菌感染症などを悪化させる可能性があります。そのため慎重投与という言い方をされます。
薬の投薬は、投薬した時しない時のそれぞれのメリットデメリットを考えて決定されますが、デメリットが大きい時(たとえば、痒みもあまり止まらず感染症がひどくなる時もしくは想定される時)などは、投与をやめたり、薬の種類を変更したりします。
今回も、担当獣医師が快ちゃんの状態を診て判断されているのだと思いますし、回数、量的にも問題は無いと思いますので、指示に従って、スポット的な投薬をしていただいて大丈夫だと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/10/22 09:57 参考になった! 0
投稿者 ふみ さん からの返答
なるほどありがとうございます。
犬のトレーナーをしている知り合いに「いかんよ」と少し不安になっていましたので、とても安心しました。
今後も、年齢は上がるばかりで、治っては繰り返すだろうとは思いますが、治療をして行きます。
大変迅速な対応をして下さり、ありがとうございました。
2010/10/29 09:57
真菌とステロイド
ラブラドール、女の子のもうじき14歳女の子の快です。
最近真菌の状態がヒドくなる事がたまにあり、かゆみに耐えられず、
夜など自分で引っ掻いている事がたまにありました。
すると、皮膚から出血→更にかゆみが増すというサイクルになってしまう事があり、掛かり付けの獣医さんで話したらプレドニン(341/5)と書いてある小さな錠剤を下さり「ど~~~してもかゆみがヒドいときだけ飲ませてあげて下さい」とおっしゃって下さいました。
飲む頻度としては月に1~2回程です。
真菌はステロイドを使うと悪化すると言いますが、
こうした単発ごく少量の場合はそんなに気にする事は無いのですよね?
特に悪化する様子もなく、かゆみが引きなんとかガマン出来る事は多く、治っては新しく出来て、、、という感じで副作用もなさそうです。
真菌で、どうしてもヒドいときのかゆみ止めとして、単発的にステロイドを使用する事はありますか?
また、ステロイドは体内の副腎でも出来るのですよね。
本来なら、体のステロイドなどがそうした体のかゆみであったり、
皮膚のただれをカバーできる仕組みになっているのでしょうか?
じんましんなり、そういった真菌のかゆみなど、
分泌が少ない、または多いなどバランスが崩れている事によって体内で調節出来なくなるという事もありますか?
ステロイドはそもそも体内にあるもののようですね。
人間のピルなども、大量に接種しすぎると危険な薬物になりますが、
あれも、結局の所は女性ホルモンで、適量であれば問題は無いと聞きます。それと同じように、ステロイドもごく微量であれば大丈夫なのでしょうか。
長くなりましたが宜しくお願い致します。