だいじょうぶ?マイペット

血液関係の病気について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ドーベルマン / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
東京都 / 海の地平線さん

 
2010/12/28 18:43

はじめまして。突然の質問で長文ですが、お教えください。

犬の血液関係の病気が発症した場合、死亡するまでの期間は
早いのでしょうか?
今も、とても気になってしまっているのでよろしくお願いします。

我が家の愛犬(ドーベルマン♂8歳~9歳になる前)

10月27日 足先(指の間)からポタポタと出血しているのを発見。
     1日中止まらない。
10月28日 夜 足の出血が落ち着く。
     新たに顎(毛穴ほどの傷)より出血を発見。ポタポタと止     まらない。
10月29日 足の出血ほぼ無し。
     顎の出血全く止まらない。28日よりずっと続く。
10月30日 顎からの出血、まだ止まらない。
  ・
  ・その間、出血が続く(11月5日6日は一時ほぼ出血止まった)
  ・(11月13日も一時止まる。出血量は少し減った。)
  ・※この間までは食欲、元気はある。散歩も普通。
  ・
11月15日 ポタポタと出血再び。一日中止まらない。
11月16日 散歩中ふらつく。 昼頃急変。ぐったり。食事とれない。
     四肢冷たい。歯茎白っぽく。 点滴、注射。夜も注射。
     呼吸が少し苦しそう。横になれない。
11月17日 昼頃食事が摂れた。四肢に少し温かさがもどった。
      注射。休む時呼吸はフーフーと苦しそう。
11月18日 出血は相変わらず今日まで続いている。
      体調は少し落ち着いてる様に見える。
      尿の出が悪いのか、長時間(3~5分)してる時もある。
11月19日 午前中病院へ。食事拒否。帰宅後、妙な吠え声をあげる。     昼急変。危篤。四肢冷たい。歯茎真っ白。
     焦点あわず。ぐったり。糞尿お漏らし。心停止。
     心臓マッサージで一時戻るも、自発呼吸出来ず心停止。
            天国へ。

出血量としてはポタポタとずっと。ガーゼを貼っているも、きりがなく、10分も持たない。マメに換えるも床が血溜りになったり、ベットのマットも毛布もが血でグショグショになるほど。

治療としての処方薬:飲み薬(ペニシリン系)抗生物質製剤 (ステ         ロイド剤)プレドニゾロ製剤 抗プラスミン剤 
          塗り薬 止血製剤(液体)
          注射 ビタミンB12?13?
          点滴 栄養剤?

血液検査:11月4日 PLT 13.4 (基準値20.0~50.0)
         AMYL 355 (基準値500~1500)

11月19日 WBC 177 (基準値60~170)
RBC 437 (基準値550~850)
HGB 10.6 (基準値12.0~18.0)
HCT 33.3 (基準値37.0~55.0)
MCHC 31.8 (基準値32.0~36.0)
PLT 2.1 (基準値20.0~50.0)

1ヶ月もしないうちに、こんなに急に悪くなって、天国へ行ってしまうものなのでしょうか? 決定的な病名も解らず、もっとどうにか出来たのではないかと後悔もあり、未だに忘れられません。
少しでも何でも良いのでお教えください。お願いします。

 

私の20年の臨床経験から申し上げますと、一連の症状と治療から、自己免疫性疾患であり、悪性貧血と出血性腫瘍(血液のがん)が疑われます。診断するには病理学的検査ですが、一般的に正確な診断より、最善の治療をすることに専念しなくてはならないものです。(高齢犬であり、回復の可能性の低い病気です。)また、ドーベルマンの高齢に多い病気であり、1か月の闘病は決して短くないと考えます。ワンちゃんは自分の体調が悪くても、飼い主の前では毅然としています。長生きがワンちゃんの幸せではなく、限られた時間内で、飼い主とどれだけ充実した生活が送れたかによるものと考えます。
よって、飼い主の心残りはわかりますが、極めて治すことのできない病気であったことが残念に思います。
お悔み申し上げます。

投稿者 海の地平線 さん からの返答

磯先生へ
お忙しい中、ご回答して下さり本当にありがとうございます。どんな病気の可能性があったかを詳しく教えて頂けた事によって、心のつかえがなくなりました。”最善の治療に専念・・・”この磯先生のお言葉の様に、私もMEERも診て下さった先生もそう出来たんだ、と今振り返るとそう思います。何も出来なかった訳ではないと。最後は苦しまずに、穏やかな良い顔でした。ご回答を頂けた事により、自分自身の後悔や疑問に納得が出来ました。本当にありがとうございます。これからは楽しかった良い思い出を心に思い描く様にしていきたいと思います。

こんにちは海の地平線さん

DIC(播種性血管内凝固症候群)にしても、免疫介在性血小板減少症でも、投薬に対する反応が悪い場合はその経過は早くて、MEERくんのように一ヶ月くらいで他界してしまうケースはあります。
(場合によってはもっと早いケースもあります)
外から見える出血以上に腸や腸間膜などの見えないところの出血が多いこともあり、病状が落ち着いているように見えても貧血が進行しているケースもあり、症状に気づくことなく亡くなるケースもあります。

今回も飼い主さんと獣医師ががんばって治療を続けられたから、MEERくんも一ヶ月がんばってこられたんだと思います。
とてもおつらい経験をされたと思いますが、どうぞ楽しかった思い出を時々思い出してあげてください。
それがMEER君へのなによりの供養だと思います

MEER君のご冥福をお祈りいたします

投稿者 海の地平線 さん からの返答

是松先生へ
お忙しい中、ご回答して下さりましてありがとうございます。MEER君も投薬の反応が悪かった・・・と言う事だったんですね、きっと。そしてとても難しい病気だった・・・。やった事が無駄な事ではなかったんだと。今まで病気なんてした事がなく元気だったMEER君が突然だったので、私は必死でした。それでもMEER君は元気な様子で、でも本当は身体の中ではとんでもなく悪かった・・・。是松先生に教えて頂けた事によって病気の可能性とそれによる結果が解ったので、一区切りつける事が出来そうです。そして先生の”頑張って治療を続けられたからMEER君も1ヶ月頑張ってこられたんだ”とのお言葉に、なによりも心が救われるました。これからは先生のおっしゃる様に楽しかった思い出を思い出しながら、笑顔でいられる様にしたいです。本当にありがとうございました。

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