だいじょうぶ?マイペット

胸やお腹の痒みの原因

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ ポメラニアン / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
大阪府 / ろいかのんさん (この方の過去の質問 8件)

 
2011/02/04 16:53

いつもお世話になっております。
今回も、カノンのことでアドバイスをよろしくお願いします。

カノンはもともと敏感な肌のようで、リボンをつけたりするだけで
唸りながらすごく掻くような子です。
5年以上前にいつも以上に唸り、かきむしるので、おかしいなと思っていたら、胸の毛が薄くなってきて、皮膚が赤くなってところどころに
かさぶたというか、何かの汁がでて固まったようなフケのようなものがついていました。

その時の診断は、何らかの理由で皮膚に傷がついて、その皮膚を食べる元々耳にいるマラセチアが増殖して皮膚を悪くして脱毛になっていたということで、耳洗浄をつづけたら、どんどん治ってきました。

3年ほど前にも同じような症状がでて、耳洗浄でおちついたのですが、
それからは、少し良くなったと、ステロイド入りののみお薬をやめるとまた徐々に痒みがましていき、かさぶたのようなフケのようなものがでてくるという状態が続いています。

3年前から続いているこの症状は、脱毛はないのですが、すごくかゆそうで、胸や、お腹、前足の付け根等によくでます。
3年前に発症した時、引っ越していて、前回とは別の病院にかかったのですが、その際、皮膚の組織をとったりしていろいろ調べてもらったのですが、原因がわからず、アレルギーや、アトピーの検査まではしなくてもいいと思いますといわれたので、していません。
シャンプーは、エピスースで、10日から14日間隔で洗っており、フードもヒルズの低アレルゲンのz/dとz/dを食べている子用のビスケットだけしか与えていません。

家には1歳になる子供がいるので、空気清浄機もほぼ24時間つけ、できる限り家の中もカノンのベッド等も清潔にしているのですが、どういう病気が考えられるでしょうか?

今かかっている先生は、病名を特定しようとはされず、とにかく痒みをとってあげようと痒みがでたら、お薬をあげて楽にしてあげるということを繰り返しましょうとおっしゃっています。

今回、子供が喘息かもしれないと診断され、もし喘息なら、カノンのフケのようなものも原因になっているかもしれないと思い、本気ですっきり治してあげたいと思ったので、質問させていただきました。
長々とすみません、どうか、病名ではなくても、私がカノンにしてあげきれていないこと等がありましたら、アドバイスをよろしくおねがいします。

こんにちは
経過も長いですし、殆どの検査をなさっているようですので、あとは皮膚科の専門医に受診した方が良いのではないでしょうか?
例えば、大学病院等です。
アレルギーの血液検査や皮膚生検の結果等を含めて、それを細かくチェックできる先生に診ていただくのが早道なように思います。

投稿者 ろいかのん さん からの返答

今瀬先生、早速のご回答、ありがとうございます。

獣医さんでも皮膚科が専門の先生もいらっしゃるんですね!

そういった病院が近くにあるか、探してみます!
原因がわかって、すっきり痒みを消してあげたいので、見つけたら、一度受診してみることにします!!
ありがとうございました。

こんにちは。

皮膚病は様々な原因で起こりますがその症状はかゆみやフケ、脱毛など似ており、実際に診察してみないとなんとも言えません。

その上で、いろいろな検査を行って引っかかるものがなかったということを前提にすれば、アレルギー性の皮膚炎の可能性は高いでしょう。残念ながらアレルギー性皮膚炎やアトピーは血液検査などで診断することができないため、他に考えられるものを一つ一つ除外していった上で診断にたどり着く事になります。

アレルギー性皮膚炎は、食べ物が原因で起こるものとその他環境中のものが原因で起こるものとあります。原因が特定出来ればそれを避ければいいわけですが、なかなかそれがうまくいきません。今たべている今の食事に変えてから2ヶ月以上経過していれば(そして、z/d低アレルゲンとz/d用のおやつと水以外何も口にしていなければ)、少なくともジャガイモがアレルギーを起こしていない限りは食べ物が原因とは考えにくい状態です(少しでもこれ以外のものを口にしている・・・例えば子供の食べこぼしなど・・・のであれば、まずはz/dのみを食べているという前提が大きく崩れてしまいます)。

食事性のアレルギーの可能性が低ければ、環境中のものに対するアレルギーを疑います。これはすべての原因を排除することが難しいですが、タバコや香水、お香、芳香剤などといったものを極力取り除き、空気清浄機をおき、こまめに掃除機をかけ、絨毯をやめてフローリングにし・・・などといった地道なことを続けて、刺激になるものを少しでも減らしていきます。同時に頻繁にシャンプーして被毛に付く刺激物質を減らしたり、皮膚に合うシャンプーや保湿剤でスキンケアをしたりといったことも必要になります。それらをすべて徹底的にやっても、残念ながら完治するということはなかなか無く、「できるだけいい状態に保つ」のが治療の目標になります。

食事の問題が確実にクリアになっているのであれば、上記の生活環境の中で当てはまるものをまず改善し、頻繁な(週1〜2回・・・ふけが出たら洗う)シャンプーをしたり、シャンプー後も改善がないようであれば薬用シャンプーの中でも種類を変えてみるということも必要かもしれません。

いずれにせよこれらの治療の前提として、アレルギー性皮膚炎のほかは考えられるものがないという状態になるようにいろいろな検査が必要になります。かかりつけの先生とよく相談されることをおすすめします。

投稿者 ろいかのん さん からの返答

杉浦先生、早速のご回答、ありがとうございます。

食事については、z/dに変更し、それ以外何も与えなくなってから3年以上たっています。食べこぼしたものの拾い食い等もないので、食事の可能性は低いんですね。

環境中のもので、考えられそうな先生があげてくださった物、(絨毯をフローリングにしてみる、フケがでるとシャンプー、薬用シャンプーの種類をかえてみる等)をやっていこうと思います。

皮膚の問題っていうのは、本当に難しいんですね・・・

いつか痒みから解放してあげられるように、先生とももう一度しっかり相談して治療していこうと思います。

ご丁寧に、詳しくありがとうございました。

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