是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、てらさん
食べたいけど、歯や口に違和感や痛みがあって食べられないというのは
みていてもおつらいですね。
麻酔に関しては、担当の獣医師が危ないと判断されているので
おそらく何らかの危険因子が認められるのだと思います。
抜歯や口腔処置のメリットと麻酔による危険性のデメリットを
比べての判断だと思いますので、ここで述べるのはやめます。
お家で出来る処置として、口腔用の消毒液(複方ヨードグリセリン)を
綿棒やコットンにしませて歯茎に塗ってあげると、炎症も少し治まり楽になります
また、口内炎用の軟膏を歯茎に塗ってあげてもいいかもしれません。
抗生剤が体質に合わない子も、上記の治療で楽になる場合も多いので、
獣医師に相談して検討してもらってください。
また、口内炎や歯肉炎がひどい子は
ウェットタイプのフードは口の中にくっついて痛みが増すため嫌う子もいます。
もともとウェットタイプのフードを食べ慣れている子は構わないと思いますが
普段ドライがメインの子であれば、ウェットタイプのものを食べさせるよりは
ドライタイプのものでも小粒タイプのものを与えたり、細かく砕いたものを
あげていただくといいかもしれません
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2011/02/26 09:49 参考になった! 0
投稿者 てら さん からの返答
是松先生 早速にアドバイスを頂きましてありがとうございます。
お家でできる処置もあるんですね。早速獣医師に相談してみます。
少しでも痛みをとってあげられるよう頑張ります。
今回初めて利用させてもらいましたが是松先生の優しいお言葉に胸があつくなり 心も少し楽になりました。本当にありがとうございました。
2011/03/05 09:49
歯周病について
はじめまして。もうすぐ20歳になる猫のことでアドバイスお願いします。
15歳の時一度歯石除去をしました。
一週間前 食欲が落ちて元気が無かったので病院で診てもらいました。
結果:歯周病で歯茎が膿んでいるので 痛み止め 抗生物質 栄養剤の注射をして 家でも抗生物質の飲み薬を与えていましたが 下痢になったため 2日で止めました。
今週からは食欲も出て水も飲んで元気を取り戻してましたが 薬の効き目がなくなってきたのか 昨日から餌を食べては 歯をがりがりして食べるのを止めてしまいます。水を飲んでも同じ様子で歯がしみたり 痛いんでしょう。
先生からは 麻酔は危ないのでこのまま同じ様な治療を続けていくことしかできないと言われました。私もここまで生きてくれたのだから後は苦しまないで逝かしてやりたいとは思っています。
しかし食べたそうにしていて 痛くて食べることができない猫を見ていると胸がくるしくなります。
やはり20歳で抜歯の手術はやめたほうがいいのでしょうか?
成功した猫はいないのでしょうか?