だいじょうぶ?マイペット

糖尿病、インシュリン治療について

質問カテゴリ:
体重の異常 / その他

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
北海道 / nekosukeさん

 
2011/06/12 13:02

はじめまして。よろしくお願い致します。
7歳の去勢済のオス猫です。
今年3月に、以前は6kg超あった体重が2kg近くも減った事に気がつき診察を受けたところ糖尿病と診断されました。
ケトンも出ていて、血糖値は400位でした。
すぐに5日間入院し、その後は通院しています。

現在は、インシュリンを1日1回、自宅で注射しています。
診察を受ける度、血液検査をしていただきますが、毎回血糖値が300~400台(記憶で書いてますので間違っているかもしれませんが、毎回血糖値、フルクトサミン値が高いと言われてました)でインシュリンの量を増やすように指示されます。

インシュリンの種類はわかりませんが、5月末には20単位にまで増えてしましました。
先生は、この20単位というのはかなり異常な程多い量なので、これ以上は増やす事はできないと仰ってました。
そして20単位を打った7時間後くらいの深夜、気がつくと猫が痙攣し、よだれと下痢まみれで倒れていました。
病院に連絡するとすぐに点滴などの処置をしてくれ、そのまま入院となりました。低血糖になっていたとの説明でした。

痙攣を起こした次の日、病院でインシュリンを10単位打ったそうですが、この時も低血糖になったそうなので、インシュリンの量は再度調整していくとの説明でした。
また、この頃、猫は風邪をひいていて時々熱を出していたので、そういったいろいろな要素が重なって今回の事が起きたのかも、と仰ってました。

退院後、また自宅で注射をしていますが、インシュリンの量は、最初5単位でしたが、3日おきぐらいの通院で検査をすると、毎回血糖値が高いと言われ現在は10単位となっています。

このままでは、また以前の様にインシュリンの量が増え続け、低血糖の発作が起きるのではないかと、とても心配です。
今の病院は説明も丁寧で、夜中にも対応して頂いた事もあって、今後も診て頂きたい気持ちはあるのですが、このままの治療で大丈夫でしょうか?

猫は元気で血糖値が高い割りには体重も増加していますが、水を多く飲み心配です。



こんにちは、nekosukeさん

猫の糖尿病治療はよく難しいと言われています。
私の知り合いの獣医師も何人かが猫の糖尿病はコントロールが難しいと言います。
一方で、一般的な糖尿病の症状は、腎機能の低下等が無ければ比較的早く消失します。そんなに難しくないよという知り合いもいます。
私も、診療していて確かに難しい一面はあると思うのですが、実は犬と比べて特に難しいということはあまり感じたことがありませんでした。

では、何故猫の糖尿病治療は難しいのか。

原因の一つには猫の血糖値が興奮や緊張ですぐに上昇することにあるのではないかと思っています。
つまり病院での計測値が少々高めに出る要因があるため、平静時の血糖値が正確に測れていない可能性があるのです。
そのためインシュリン量が過量になりすぎ、インシュリンによる医原性低血糖発作などが起きるケースが予想以上に多いのではないか。
大切なのはなるべく猫がリラックスした状態で採血すること、また病院が嫌いなこの場合は家での計測をするなど、計測する際の状況に気を配ることだと思います。
また、計測値の評価の際もあまり正常値にとらわれず、普段の血糖値からの変化に目を配り、たとえ高値に出ていても、投与前との比較でインシュリン量を決めるなどの配慮が必要だと思います。
あまり血糖値の数字にばかり目を取られていると、先ほど述べたような医原性低血糖発作の惹起などの危険な場合があるためです。

シロ君も男の子ですので採尿も比較的容易だと思いますので、血糖値だけではなく採尿しての尿糖等も検討の対象にしてもらってもいいかもしれません。
通常の猫の糖尿病の治療で6単位以上のインシュリンの投与の際にはインシュリン耐性も含めて、「何らかの問題がある」とにらむべきでしょうね。
私の経験でも20単位以上の投与というのはあまり考えられません。

糖尿病の説明をするため、少々飼い主さんではなく、獣医師側の配慮の話が多くなりましたが、何でも相談できる先生であれば、先ほど述べたような家での計測を含めた治療計画を相談されてはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

投稿者 nekosuke さん からの返答

お忙しい中、回答頂きましてありがとうございます。
家での計測については、先生に反対されてしまいました。
現在はインシュリン注射後にエサを多く食べさせるよう指示されており、以前のような低血糖発作が起こる可能性は低くなっているだろうし、猫のストレスにもなるだろうから、自宅計測をするメリットは少ないとの事でした。
シロは血糖値のコントロールが難しい猫ではあるが、インシュリンもそれなりに効果は出ているし問題は無いですよ。と言われました。
素人の飼い主が、獣医さんに意見を言うのは難しいですね・・・。
とりあえず私ももっと勉強して、こちらで頂いた回答の内容をうまくかかりつけ医に伝えて納得の行く治療を受けられるようがんばりたいと思います。
本当にありがとうございました。

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