杉浦岳 先生からの回答
こんにちは。
自分でしゃべることのできないワンちゃんの健康状態を把握するのは難しいですよね・・・元気がない原因をきちんと把握して上げる必要があります。
まず、動物病院で血液検査やレントゲン検査をされているのであれば、その検査の数値などを診て異常がはっきりわかっているところがあると思います。鉄分の不足は血液検査の数値上の本当の不足であれば、その原因をさらに追求するヒントになります。「食べていないから鉄分が不足」というのであれば、鉄分以外に様々な栄養素が不足しているはずで、検査の結果に基づいているかが重要です。
同様に「肝臓が腫れている」のが、私は「年齢からくる」肝臓の腫れというのがよくわかりませんが、これはレントゲン検査などからはっきりと原因がわからないが肝臓が腫れているという意味であれば、より詳しい検査は難しいかもしれませんが、「肝臓が腫れている」のが身体検査上のものであれば、なぜ腫れているのかを血液検査やレントゲン検査で追求していくことで元気が無い原因をはっきりさせてあげる事ができるかもしれません。
おそらく現在されていることは対症療法(現在の症状に対して出来るだけのことをする)という状態です。より根本的な解決法がないのかどうか、その解決法を見つけるための検査ができないのかどうか。もしそれらが難しい場合は対症療法として他にどのようなことができるのか、今の状況が続くと今後どうなるのか(回復する見込みはあるのかないのかな)など、診察をした獣医師にしかわからないことになります。年齢的にも、文面から想像する状況的にも、このまま最悪のことも考えなければならない状況のようにも取ることができますので、獣医師とそこまで踏み込んだ話をきちんとされておくことをおすすめします。
少しでもできることがあるのならやってあげたいとお考えなのであれば、ぜひ獣医師と納得がいくまで話し合って下さい。お願いします。
2012/12/12 09:52 参考になった! 0
今年で14歳の飼い犬が急に元気がなくなりました
はじめまして、アツラムと申します。老犬介護についてアドバイスを受けたいと思い質問させていただきました。
私の家で飼っている犬は今年で14歳になるのですが、3週間程前から急に元気がなくなり始め(食事もあまりとらなくなり)、11月26日にはかかりつけの獣医さんに診せたりしました。そこでは食事があまり取れていないことから鉄分の不足と、年齢からくる肝臓の腫れなどがあると診断されました。現在では1週間程前から一日中寝たきりの状態となってしまっています。ずっと外飼いで、家の中に入れると嫌がるので、玄関のひさしのしたでクッションを敷き、毛布をかぶせています。
それ以前は、長距離の散歩が難しくなっていたり、食欲の減衰があったりしたのですが、普通に暮らしていました。
それが急に元気がなくなり寝たきりになってしまったのでとても心配しています。
具体的には、
1.後ろ足にほとんど力が入らず自力で立てない(下半身を抱えてやると前足で踏ん張り、ある程度歩くことは出来ます。トイレはおむつを嫌がっており、催した際に訴えるように鳴くので、抱きかかえて用を足させています)
2.固形の食事をあまりとらなくなった(不健康かもしれませんが、ウチの犬は菓子パンが好きだったのでそれを与えると1口2口くらいは食べるのですが、それ以外は獣医さんから処方してもらったゼリー状の栄養食を注射器でゆっくりと食べさせています)
3.昼間はウトウトして寝ているようなのですが、夜になると夜泣きをするようになった(そばにいてあげているとある程度収まるのですが、夜通し居てあげるのは無理があります)
今のところ、心配になっている点は上記の3点です。
とにかく、あまりにも急に寝たきりになってしまったので、非常に戸惑っています。
獣医さんからは年齢からくる衰えは仕方のないことだと言われており、自分でもそう思いますが、なにか飼い犬のためにしてあげられることはないでしょうか?