だいじょうぶ?マイペット

前庭疾患

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2014/12/29 00:33

初めまして。ぜひアドバイスいただきたいと思い質問させていただきました。

14歳の柴犬のメスです。3日前の夜、突然足がふらつき歩けなくなったのですが2、3時間するとまた元気になったので安心していたら、翌朝またふらついてうまく歩けなくなりました。近づくと震えています。
よく見ると首も傾いていて、ごはんは食べたり食べなかったりです。2日前に一度だけ嘔吐しました。今はときどき起きてはふらつきながらも自力で歩いて水を飲んだりしています。震えは朝だけで今は治まっています。

今日病院で見てもらったら前庭疾患だろうと診断されました。
眼振は左右に振れているが仰向けにすると上下に振れるので脳が原因の可能性が高いと言われました。
ただし、脳梗塞なら自然に回復するし、脳腫瘍の場合はMRIの診断が必要で診断ができても手術ができない場合が多いとも言われました。

とりあえず様子を見ましょうと言われているのですが、辛そうだし手遅れになったりしないか心配です。やはり脳の可能性が高いのでしょうか。老犬性の可能性は少ないのでしょうか?

はじめまして。
心配な症状ですね。

実際の症状は見てみないとわかりませんが、診察した先生の診断からも前庭疾患なのは間違いないようですね。
前庭疾患の場合、中枢性(脳内)と末梢性に分類されます。中枢性と判断された場合は脳に何らかの異常がある可能性が示唆されます。

原因を調べるためには脳のMRI検査などを受ける方法があり、これにより脳腫瘍なのか、脳梗塞なのか、その他の問題なのか、さらには中枢性なのか末梢性なのかも診断できる可能性が高いと思います。ただし特殊な装置と全身麻酔が必要ですから、希望される場合はかかりつけの先生からの紹介で受診されることになります(大学病院など)。ですから希望される場合は相談されるといいでしょう。ただしかかりつけの先生がおっしゃるように原因がわかっても治療ができない場合も多いです。

様子を見て進行したり命にかかわる可能性もある症状ですので、「原因をとにかく知りたい」というのであればやはりMRI検査が必要でしょう。逆に「わかっても治療法が変わらない(ない)のであれば検査の意味は無い」という考え方もできるため、症状の改善具合を見て仮定的に診断をつける場合もあります。徐々に症状が収まってくれば改善するような原因だったということになりますし、症状が治まらずに進行するようならそういう原因だったのだろうと推測するということです。

「老犬性」というのが「年をとるとどんな子でも起こる年齢的な変化」という意味でお書きになられているのであれば、加齢によりそうした症状が出ることはありませんのでその可能性はありません。

ただ、前庭疾患でも末梢性の場合は「高齢犬の特発性前庭疾患」と呼ばれる原因のはっきりしない、それでも時間の経過とともに症状が軽快するような疾患もあります。これを疑うかどうかは診察した先生の判断によるところではありますし、時間の経過も診断には重要なので、症状の変化が見られたらかかりつけの先生に相談されるのがいいと思います。

症状が収まることを願ってます。

投稿者 さん からの返答

丁寧なご回答ありがとうございました。あれから9日、眼振は3〜4日で収まりその後1週間程度で食欲も戻り足取りもしっかりしてきました。ただ、まだ時々食欲がなくなったり銚子が悪そうにしているときがあります。
順調に回復していると言えるのでしょうか?

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