だいじょうぶ?マイペット

GPTが高い

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ポメラニアン / 性別不明 / 6歳 6ヵ月

質問者:
長野県 / あづささん

 
2017/01/10 11:48

我が家の犬が昨年から血液検査をするとGPTのみ高く、基準値23~89U/lの所160辺りで上下しています。
主治医の先生は「肝機能を表す他の数値は正常値なので、当面様子を見ましょう」と仰います。
ちなみに、GOT30、ALP82、アンモニア38などです。
特に体調面での不安要素はなく、元気にしています。

本当にこのまま様子見で良い物なのか。
サプリや食事など気を付ける必要はないのか。

他の先生のお考えも聞いて見たく質問させて頂きます。
よろしくお願いいたします。

総胆汁酸・ALP・中性脂肪の値を診てもらった方が良いのではないでしょうか
念のためレントゲンやエコー検査も受けて頂かないと絶対大丈夫とは言い切れません。
お大事にしてください。

投稿者 あづさ さん からの返答

ご回答ありがとうございました。
ご指摘のあった総胆汁酸・ALP・中性脂肪は同時に検査しております。

総胆汁酸:食前 3、食後 9
ALP:51 (68~318U/l)
中性脂肪:68
でした。
レントゲン・エコーともに異常なしとの所見でした。

ALPは基準値より低い値ですが、肝臓に異常がある場合には高値になるとのことで問題ないとの指摘を受けました。

この場合ではいかがでしょうか。

再び 井上 平太 先生 からの回答

そのような結果であればおそらく問題はないでしょう。

ただ一つだけ心配なのは肝臓が縮小していったときに、いったん上昇した上記の数値が正常値に戻る時期がございます。
本当の意味での肝臓の能力を推し量る方法としてBCAA・AAA比を測定する方法がございます。
肝機能が悪化すると血液中のBCAA群のアミノ酸が減少してAAA軍のアミノ酸が相対的に増えていきます。
ですのでこの比率が下がってきた場合には何らかの肝機能低下が予想されます。
ここまで気にする必要はないのかもしれませんが当院では心配な方の場合には測定して比率を確認いたします。
心配を払拭するのであればこの検査を検討されてはいかがでしょうか。採血だけですので簡単です。
専門用語ではフィッシャー比テストと呼んでおります。

次に年齢的には心配ないと思われますが、人間でもよく用いられる腫瘍マーカーでAFP値と言う物がございます。
念のために測定しておくと肝臓がんの心配があるかどうかおおよそ判明いたします。
これらがすべて正常であれば、まあ思い過ごしと考え、枕を高くして様子を見てよいでしょう。
患者を前にせずデーターだけでの判断ですので、慎重になって答えております。

ここまでは必要ないかもしれませんので主治医の先生とよくご相談ください。
お大事にしてください。

投稿者 あづさ さん からの返答

再度の質問にもたいへん分かりやすく丁寧なご回答をありがとうございました。
主治医の先生と相談して、先生から教えて頂いた「フィッシャー比テスト」と「腫瘍マーカーAFP値」について検討してみたいと思います。

お忙しい中ありがとうございました。

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