井上 平太 先生からの回答
雄犬は今後高齢になってくると、肛門周囲腺癌・会陰ヘルニア・陰嚢内の睾丸でも睾丸腫瘍・前立腺肥大・前立腺癌などが、それぞれは低い確率ですが合計すると高率で起きてきます。
両方とも摘出するのと片方とで麻酔開始から手術が終わって覚醒までの全行程にかかる時間はほとんど変わりません。リスクにも違いがあるとは思えません。
心臓病の程度が判りませんので手術自体の危険性は判りませんが、両者でその危険性には差異はないのではと思われます。
意見が分かれている家族全員で動物病院へ行き、全員が納得いくまで獣医師の説明を聞くと良いでしょう。
お大事にしてください。
2017/07/21 01:40 参考になった! 0
投稿者 マメコロ さん からの返答
お忙しい中、回答していただきありがとうございます。
アドバイスしていただいているように、今後、発症する可能性のある病気がたくさんあることを重視して、話し合いたいと思います。
ありがとうございました。
2017/07/21 18:12
去勢手術について
現在12歳、チワワ、雄。
心臓弁膜症の持病があります。
かかりつけの獣医師さんによれば、右の睾丸が停留睾丸で、少し大きくなっている可能性もあるようです。左は通常の位置にある陰鬱内睾丸です。
血液検査の結果、今なら心臓も手術に耐えられる状態なので、睾丸摘出(去勢)手術をすることができると言われました。
幸い、開腹手術はしなくていいそうです。
この先、停留睾丸が腫瘍化することも考え手術をしていただこうと思いますが、その場合左の通常の陰鬱内睾丸まで一緒に摘出する必要はあるのでしょうか?今後の病気発症予防のため今、手術が出来るこの機会に、両方とも摘出した方がいいのでは?という意見と通常の状態である左の睾丸まで一緒に摘出する必要はないのでは?と家族内で意見が分かれています。