腫瘍について

質問カテゴリ：: その他
対象ペット：: 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 16歳 10ヵ月
質問者：: --- / 非公開中の会員（この方の過去の質問 4件）
: 2019/04/13 11:13

以前は歯周病の件でそうだんさせていただき、先生の意見はを伝えて家族で話し合い手術は止めようと思っていました。
しかし、一ヶ月前に左脇下から8センチぐらい下のお腹よりに(腹部体表腫)　ぷにょぷにょしたしこりを発見→医者で針を指しての検査→非上皮性腫瘍を疑うとの結果が出ました。
一ヶ月後の現在は、柔らかかった物が固くなり円形が楕円形になり二センチに大きくなりました。
医師からは、悪性かは不明だけど、これ以上大きくなるなら手術するしかないと言われました。
その際は麻酔をするから、血圧と心臓をマックスにして対応しながら　歯も全て抜いた方が良いとの事。
16才10カ月で食事も一日二回、はしゃいだり、遊んで走る事も毎日あります。
この元気な状態が寝たきりになったり、不自由になったり～ときりがなく心配になりますが、高齢でも腫瘍は取るべきでしょうか？
もちろん取らないと転移や大きくなって破裂など苦しい思いをさせてしまうと思うと答えが出ません。
先生のアドバイスをいただけますか？

樋口高裕先生からの回答

樋口動物病院（茨城県）

色々とご心配ですね。
腫瘍に関しては、私も少しでも悪性の可能性があるなら摘出手術すべきだと考えます。
ただし、心臓の状態、肝臓や腎臓の状態を検討して、摘出手術がどの程度リスクがあるのかを検討する必要があります。二センチほどの大きさならどんなに時間がかかっても摘出するのに30分以内で終了する事ができるので、そんなに負担はないと思いますが、リスクがあっても摘出すべきものなのかも考慮すべきです。
一般に「ぷにょぷにょしているもの」は脂肪腫のことが多く、良性の事が多く、摘出する必要はないです。
以上のことを医者と飼い主さんが納得した上で決断するのです。
ちなみに、私なら、今現在、腫瘍の事でワンちゃんがいたがったり、不自由だったり、出血したりがなければ、寿命の事も考慮するなら、やらない選択もいいのではないでしょうか。大きくなって支障をきたした時には、またあらためて考えればいいんじゃないでしょうか。

2019/04/13 19:45 参考になった！ 0

投稿者さんからの返答

樋口先生　ありがとうございました。
毎日頭から消えず、手術した方が良い・やはり止めようと悩んでおります。
先生がおっしゃる通り、腫瘍は大きくなっていますが生活面では変わらず、気になる・痛がる・いじるなどはありません。
でも、通っている病院の先生からは、大きくなったら摘出しないと破裂したら死に至ると・・
腫瘍摘出するなら、歯も全て抜くようなお話です。
腫瘍はもし両性でしたら、老犬で全身麻酔のリスクはきついかと思います。
もう一度　針で検査をしてみるような事も言われましたが、
前回の検査結果を見ても難しくて分からず、すみませんが見ていただけますか？
所見→二枚の塗抹上では、血液成分を背景として、類円形から紡錘形あるいは不整形細胞が散財性に多く観察される。同細胞は青色に染色される細胞質を有し、一部の核は偏在。核小体は一部明瞭。核分裂像は稀。細胞間に好酸性基質が認められる。
と記載されていました。

お忙しいところ申し訳ありませんが、私も必死になっています。アドレスで助けてください。宜しくお願い致します。

2019/04/16 01:01