井上 平太 先生からの回答
中大型犬で11歳ですと麻酔の影響を心配する気持ちはよく判ります。
検査のための麻酔は短時間ですしそれ程深くはないでしょうから、受けることをお奨めします。
一般的な消化不良や大腸炎の他に、繊維反応性下痢・炎症性腸疾患・リンパ腫・大腸癌などが疑われます。
食事療法や投薬で治まらなければ内視鏡検査も検討した方が良いでしょう。
しかし、100%安全なわけではありません。
人に決めて貰って行うのでは無く、自分でしっかり考えて決めましょう。
ただ、例え腫瘍でも手術や抗がん剤治療を受けずに対症療法しか行わない気持ちであれば、検査を受けないのも一法です。
主治医の先生とよく話し合って決めましょう。お大事にして下さい。
2021/03/08 00:33 参考になった! 0
投稿者 kei さん からの返答
井上平太 先生
こんにちは。
詳しいご回答を頂きまして、ありがとうございます。
疑われる病気がいくつかある事を教えて頂き、
やはり内視鏡検査を受けようと思います。
麻酔も短時間という事なので安心しました。
先生のおっしゃる通り、できれば辛い毎日になる療法は避けて対処療法をという気持ちですが、
原因がわかった後、治療法は又改めて家族で
相談しようと思います。
先生の言葉に背中を押して頂きました。
本当にありがとうございました。
吉崎景子
2021/03/08 10:57
排便の異常について
初めてご質問させていただきます。
オーストラリアンシェパードの雌、11歳です。
1か月前より、排便時に何度もしぶり、軟便と血の混ざる粘膜が出ていました。
軟便は形はあり、(かろうじてつまめる程度)細く短い便です。
この時の出血は出た粘膜が少し赤い程度です。
食欲は旺盛。体調はいたって元気です。散歩の際はボールを
走って追いかける程です。
2月末に便を持って病院へ行ったところ、大腸炎ではありましたが、原因がわからない為血液検査をしました。
異常の数値はどこも出なかったのですが、酵母菌がでいるとのことで、抗真菌剤(ケトコナゾール)を処方され、2週間後の3月頭に、再診したところ、酵母菌は消えましたが症状は変わらず。
しぶりは前より多くなり、軟便の後に下痢の症状が出てきた為
大腸炎の処方薬として抗生剤(フラジール)と調整剤(ビオフェルミンR)をもらいました。
又、病院の先生より原因がわからない為内視鏡検査とドッグフードの改善進められ、とり急ぎ、食事の改善(消化器サポートのロイヤルカナンに変更)と前記の薬で1週間様子を見ました。
1週間後の現在の症状は、便はある程度固くなりましたが細く短い便です。
しぶりは悪化し、1m事に症状が出ていますが、半分はしぶっても何も出ません。血の混じる粘膜はあまりでなくなりましたが、その代わり鮮血が少し肛門の周りの毛に付きます。何度もしぶるからなのか、肛門の上に小さなしこり様なものが出来、膨らんでいます。ケージの中ではしぶったり便を漏らすことも無く、散歩などで動き出すと、もよおしてくる様です。
内視鏡の検査を行うことについては、全身麻酔が必要である事と、治療費、11歳と言う年齢もあり、迷っています。
現在も変わらず元気で、食欲もあり、この症状以外は何も気になるところはありませんが、
薬で治癒できる症状ではやはり無いのでしょうか。
かかりつけの先生の事は信頼しておりますが、
セカンドオピニオンのアドバイスを頂きたくご相談させて
頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。