田村 兼人 先生の過去の回答履歴一覧
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- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
椎間板ヘルニアの再発とのことで、ご心配のことと思います。
2回目の手術ということで、肉体的な不安ももっともの事と思います。手術に関してのリスクというとやはり麻酔があげられます。全く安全とはいえませんが、前回の手術の際の麻酔状態が安定していたのであれば、この点はかかりつけの先生に絶対的にお任せされれば大丈夫かと思います。
神経疾患は、気圧や温度、湿度により症状が多少変化(好転したり悪化したり)します。1回の排尿の失敗については、何とも申し上げられませんので、様子を見てくださいね。
また、ステロイドの副反応としてのクッシングについてですが、やはり長期にわたる投与により発症する可能性はあります。今回の場合、短期間投与と思われますのでご心配ないと思います
。
マロンちゃんには、椎間板ヘルニアレベル5という状態から歩行できるまでに回復したという実績があります。もちろんこれに...2007/06/26 18:31 -
こんにちは。
ワンちゃんの症状に関し、ご心配のことと思います。
6歳にして初めての痙攣様発作とのことですね。一般的に先天性のてんかんと呼ばれる病気は3歳までに認められることが多いといわれています。今回の症状からすると痛みも伴っているように感じますので、①髄膜炎 ②頸部椎間板ヘルニア ③脳腫瘍 などが鑑別診断としての選択肢に入るかと思います。
再度、かかりつけの先生にご相談になって、CTまたはMRI検査を
受けられることをお勧めいたします。
どうぞお大事になさってください。2007/06/13 15:28 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんばんは。
1ヶ月に3回の肛門腺破裂があったとのことで、ご心配のことと思います。
肛門腺(実際は肛門のう)破裂は、肛門のうから肛門へ通じる管が炎症などで塞がることで肛門のうが拡張し、それに伴う違和感から、動物は舐めたり、こすったりして破裂が起きます。
理想的には原因の除去ができればよいのですが、なかなか難しいのが現状です。治療は、投薬洗浄などの内科的処置から開始し、再発を繰り返すようなら摘出手術をお勧めしています。
今回のように、1ヶ月に3回の破裂が起こるようなら動物に対するストレスも大きいと思われます。早めに手術にてストレスから開放してあげるのが良いのではないでしょうか?
かかりつけの先生とよくご相談なさってくださいね。
おだいじに。2007/06/12 21:15 -
こんにちは。
くーちゃんの乳首から出血しているとのことですね。
可能性としては、乳腺炎、乳腺腫瘍が疑われます。しこりがなくても乳管に入り込んだ乳腺癌もあります。早期治療が功を奏しますので、早めの受診をお勧めいたします。
どうぞお大事になさってください。
2007/06/12 20:13 -
こんにちは。
会陰ヘルニアとのことで、ご心配のことと思います。
まず、会陰ヘルニアの手術方法にはいろいろあります。
①人工の手術用器材を入れてふたをする方法、②骨盤についた筋肉の一部を剥離してふたをする方法、③睾丸を包む膜を利用した方法などなどがあげられます。いずれの方法もよく使われる方法なのでかかりつけの先生とご相談されたらよろしいかと思います。ちなみにご参考までに私は、②と③でいい成果を得られています。
また、僧帽便閉鎖不全(病気の進行程度がわかりませんが・・)とのことですので、手術に対するリスクはやはり高くなるかと思います。
かかりつけの先生と十分ご相談になった上で、ご検討下さい。
ごうぞお大事になさってください。2007/06/12 20:03 -
こんにちは。
マンゴーの種を飲み込んでしまったとのことですね。
びっくりされたことと思います。
マンゴーの種が自然に排泄されるかというと、非常に難しいと思います。おそらく胃内にとどまり、今後散発的、または急性的に嘔吐を引き起こすと思います。なるべく早めにかかりつけの先生にご相談になって、可能なら内視鏡で(大きすぎて取れないかもしれませんが・・)、あるいは手術にて摘出していただくことをお勧めいたします。
症状が出ていなくても、是非受診してくださいね。
どうぞおだいじに。2007/06/11 20:19 -
こんにちは。
ビスちゃんの症状についてご心配のことと思います。
>いきなりキャンと吠えたり、サークルの中をグルグルと回っていることがあります
この症状については水頭症による脳圧亢進からくる症状のように思われます。気圧の変化などでも神経症状を発現する場合がありますので気候の変化にも注意してくださいね。
もし、神経症状が認められるようならば、病院で脳圧を下げる点滴をしていただくと同時に、ステロイドの投与をしていただくと多少症状も軽減するかと思います。ステロイドは脳脊髄液の産生を抑える働きもありますので、水頭症の子の場合有効な処置となる場合が多いです。
水頭症の症状が進行するようならば、外科手術も必要になります。多くの場合手術後は投薬が必要なくなります。まだまだマイナーな手術ではありますが、非常に効果的な結果が得られることが多いです。
一度、かかりつけの先生にご相談くださいね。
2006/09/08 17:59 -
こんにちは。
副腎皮質機能亢進症とのことで大変ご心痛のことと思います。
たしかに、当疾患の治療方法としては質問文に書かれている2つの方法がこれまで一般的でした。そのうちミトタンにより治療が最も効果的でかつ一般的ですが、反面、二次障害の危険性もあります。これに対し最近トリロスタンという治療薬が安全面、効果面ともにいい成績が出ています。私自身も副腎皮質機能亢進症の際、ほとんどこの薬を処方しております。ただし高価なお薬となります。
一度かかりつけの先生のご相談なさってみてくださいね。
おだいじに。2006/09/05 15:32 -
こんにちは。
1ヶ月の子犬が立てないとのことですね。
両後肢が開いてしまい踏ん張れない様子ですので、処置としてはテーピングをし、開脚しないようにする必要があります。それと仰向けにして両後肢を屈伸させるリハビリも必要ですね。
いずれも、病院で処置しやり方を教えていただいてください。
今、関節が形成される時期ですので安定した起立が必要です。
はやめに、受診してみてくださいね。
ご参考になれば幸いです。
おだいじに。2006/09/01 15:36 -
こんにちは。
そらちゃんに対してどのように接したらいいか大変お悩みのことと思います。
現在の症状がわかりませんので脳でもどの部位に障害があるのか推定が出来ません。でも、まずはセカンドオピニオンとして設備の整った病院でCTまたはMRIなどの検査を受けられて、障害部位を確認し、現在の病気について十分納得した上で接し方を獣医師とともに考えていかれるのがいいかと思います。
脳に障害があっても、飼主さんの愛情は十分感じているはずです。焦ることなく見ていってあげて下さいね。
おだいじに。2006/08/25 10:43