栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧｜6ページ目

獣医師の栗尾と申します。

鼠径ヘルニアについてですが、
成長過程で治る率は正直、あまり高くなく、期待できるものではなさそうです。ただ、ひどく悪化する可能性もそれほど高いわけではありません。
多くの場合が、現状維持レベルで成長していきます。

避妊手術時に一緒に手術をした方がよいかどうかは、その時の状況によりますが、明らかに鼠径ヘルニアがあるのであれば、一緒に手術しておくことを推奨はします。

①避妊手術と同時に行うことで負担などを最小限に抑えることができること
②軽度であっても、悪化していく可能性があるため、悪化を防ぐ意味をもつこと

これらが理由となりそうです。

迎えない方がよいかということについては、なんとも言いにくいですが、
鼠径ヘルニアがあるからといって寿命に関わったり、生活にひどく困るようなことはありません。
差し支えなければ、ぜひお迎えしていただければとは思います。

ど...

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獣医師の栗尾と申します。

確かにインスリン注射による治療が基本となります。
経口血糖降下薬という飲み薬もありますが、効果はほとんど無いといっても過言ではありません。
やはり注射に頼っているのが現状です。
（将来的に変わってくる可能性はありますが、今はそうではありません。）

また注射もできれば1日2回した方が安定はしやすいです。時間的に難しい場合は1日1回で対応するケースもありますが。

どうぞよろしくお願いいたします。

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konomi動物病院　獣医師　栗尾雄三

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連絡ありがとうございます。

当院でも散歩などの外出は「3回目のワクチン接種を完了して1週間経過してから」と伝えています。

ただ、厳密には他の犬と触れ合うのが注意ということであり、他の犬と会わなければ外出はおおよそ問題ありません。
あとは、外出も絶対ダメというわけではないので、注意してねというレベルだと認識いただければと思います。

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獣医師の栗尾と申します。

誤飲があった場合は、数時間以内など早期の時間であれば、注射などで吐かせるという処置が有効です。ただ、今の時点ではもうそれなりに時間が経過してしまっているので、そのまま便で排泄されるのを待つしかないかもしれません。

大きなものではないので、おそらく問題なく排泄されるとは思いますが、腸につまったりすることが無いとも限りません。腸閉塞を引き起こしたときは頻回の嘔吐などの症状が強く出てきます。そうなる前に便で出てくることを願うばかりです。

あとは、食事や水分などはいつも通りでとりあえず問題ないと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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獣医師の栗尾と申します。

症状的には確かにアレルギー反応が出ている可能性が高そうですが、さすがに何が原因かまでは文面では判定ができません。
一般的には血液検査で確認していくしかありませんが、血液検査も症状が強く出ている時でないと結果として適切なものが得られるかどうか不透明な部分があります。

身体が弱いかどうかは、、、回答に悩みますが、強いとは言えないかもしれません。かといってアレルギーがあるから短命かと言われればそうとも限りません。例えば人間のアレルギーの代表は花粉症ですが、花粉症の方が寿命が短いという話はないわけです。

3回目のワクチンについては悩みますね。前回の注射との因果関係がはっきりしていればなのですが、これもアレルギー検査の結果で、明らかに小麦アレルギーがあるなど判明すれば、ワクチンは大丈夫かもという話になるかもしれません。ワクチン接種によってアナフィラキシーを引き起こす...

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獣医師の栗尾と申します。

写真を拝見いたしました。

口唇に小さな腫瘍らしきものがあるように見えます。

数か月前からで、1mm程度と小さなものであれば、おおよそそのままでも問題はなさそうです。
ただ、大きくなってこないかどうかは注意が必要そうです。

今は1mmですが、5mm、7mm、10mmと大きく変化する場合は手術など検討するのもありかもしれません。なお、もちろん、今の段階で摘出することも可能ではありますが、絶対に必要という手術では今はなさそうです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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連絡ありがとうございます。

副腎からくるクッシング症候群というのは副腎腫瘍があるということでしょうか？副腎腫瘍があるのであれば、いろいろ話はつながってくる可能性があります。要はおおもとは副腎腫瘍であり、それが脾臓に転移していると考えることができるためです。転移している場合は脾臓摘出はより慎重になる必要があるのかもしれません。

副腎腫瘍であった場合は、トリロスタンの服用量はかなり下げないといけません。これもあまり知らない獣医師が多くいらっしゃいます。なので、今の服用量は多すぎる可能性は十分にあるかもしれません。（トリロスタンを製造しているメーカーに薬用量を訂正するように注文したのですが、まだ改善していないのが現状です。）

ACTH刺激試験で正常値にならない場合はやはり脾臓に転移している可能性がひとつあげられます。脾臓の大部分が副腎の腫瘍に置き換わっているのであれば、検査結果はうまくコン...

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