井上 平太 先生からの回答
僧帽弁閉鎖不全などの心臓弁膜症は気象条件や何らかの心拍数が増加するような要因や歯周囲病による細菌が血中に流入したり種々の条件で突然に悪化し肺水腫を起こすことがございます。
今回がそれとは断言できませんが、症状の推移から可能性がございます。
誠にお気の毒ですが僧帽弁閉鎖不全はいつかは薬で抑えきれなくなり肺水腫を起こします。誰かが悪いわけではございません。
申し訳ないと思う気持ちは自然な考えであって、誰もが自責の念におちいるものです。
ただ、いつか愛犬との今までの13年間に感謝の気持ちを思い出せる様になると良いですね。
時が解決するまでは辛いでしょうが我慢せずに泣いて良いのですよ。天国の愛犬には甘露の慈雨となることでしょう。
きっともう沢山「ごめんね」と仰ったのでしょうから、明日からは今は亡き愛犬に「ありがとう」と、言ってあげて下さい。
ご冥福をお祈り申し上げます。
2022/06/14 02:12 参考になった! 0
投稿者 0109 さん からの返答
ご回答ありがとうございます
僧帽弁閉鎖不全症と診断されたこともあり、少なからず苦しい思いをして死を迎えることになると聞いてはいました
13才という年齢もありいつ何が起こってもおかしくは無いと思ってはいたのですが、現実になると中々受け入れられないです
肺水腫の可能性があるとのことで愛犬は苦しかっただろうなと思いますが、飼い主としては息を引き取る瞬間に抱きしめて見送れた事だけが救いです
後悔は一生消える事は無いですが、いつかありがとうも言えるようになりたいと思っています
ありがとうございました
2022/06/14 04:10
栗尾雄三 先生からの回答
獣医師の栗尾と申します。
原因・死因ということですが、僧帽弁閉鎖不全症のような心臓病を患っていたのであれば、それが原因と考えて差し支えない気がします。
心臓病は爆弾のようなものですので、元気だった子が突然、呼吸がまともにできなくなって亡くなることはしばしばあります。(個人的にはタレントの前田健さんが亡くなったことをよく思い出します。普通に元気にされれていた方が、食後にしばらくして亡くなったお話です。)
僧帽弁閉鎖不全症がある時には、悪化すると肺水腫を引き起こします。肺水腫は致死的な状態で、よく心臓が止まったときに、薄い赤色の血のようなものを吐いたり、鼻から出てきたりします。
急な変化で対応しきれなかったことは仕方ありません。少なくとも心臓が悪いことは分かっていたことですし、飲み薬などで対策をされていたのであれば、なかなかそれ以上のことは予期することも難しいはずです。
ただ、心臓病は夜間にどんどん調子が悪くなることが多い気がします。動物病院も閉まった後で悪化することがしばしばあります。こればかりはどうしようもないことかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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2022/06/14 19:30 参考になった! 0
投稿者 0109 さん からの返答
貴重なご意見、ご回答ありがとうございます
心臓病と診断された時点で、こういう最期を迎えることになる可能性が高かったのですね
先生が仰ったように息が止まってすぐに、血が混じったような透明な液体が口や鼻から出てきました
飼い主として色々な可能性を考えて行動出来ていれば、もう少し楽にさせてあげられたのかなという後悔は残りますが、最期の時まで側に居られたのだけが唯一の救いです
だいたいの死因が知ることが出来て、胸のつかえが下りた気がします
ありがとうございました
2022/06/15 10:56
死因について
先日、13歳(体重2.8kg)の愛犬が息を引き取りました
1年ほど前に僧帽弁閉鎖不全症(中程度)と診断されていました
大まかな流れですが、何か分かることが有ればお願いします
2021年の1月からピモベハートを処方され飲み始めました
同年秋頃に咳が出るようになったので薬の量を増やし、スピロノラクトンとネオフィリンも処方されるように
今年の5月に入ってから食欲が低下、落ち着かない様子になり10に日病院へ
自己免疫異常と診断され、ステロイドを処方されました
その後、体調と食欲は良くなるも咳の回数が増えました
18日に経過を診てもらう為に病院へ行き、CRPの数値は標準に戻ったとのことでさらに2~3週間様子を見ることに
30日食欲の低下と未消化のエサの嘔吐、ごく少量の血が混じった黄色い液の吐き出しが有ったので病院へ
血液検査、レントゲンなどで診てもらいました
異状なし、心臓と肺も悪化していないとのことでした
ただ、咳と食欲が気になるならとセレニアとボミットバスターを処方されました
翌日の朝、エサと一緒にボミットバスターを与える
その後5~6時間呼吸が荒くなる
薬の副作用かと思い、食欲があったのでその後は薬は無しにしました(咳は相変わらず)
6月9日、朝ごはんを少し残す
15時頃に食欲が無さそうだったのでボミットバスターをおやつと一緒に与える
そこから20時までの間に徐々に息が荒くなり、咳も増えなかなか止まらなくなりました
前回同様しばらくすれば収まるだろうと、明日の朝に病院に行こうと甘くみていて、前とは違うと気づいた時には夜間診療にも間に合いませんでした
その後は荒い呼吸をしながら横になったり、咳が出る度に苦しそうに歩き回ったり、家具の隙間に入って出て来なかったりと終始落ち着き無い様子で、夜中の1時頃私が抱っこしながら体を撫でている時に息を引き取りました
朝の様子とは打って変わってあまりにも急激な様子の変化に何が原因だったのか分からず、自分が悪化させ苦しませてしまったのではないかと申し訳なさでいっぱいです
考え得る原因、死因を教えて頂けませんか?
よろしくお願いいたします