だいじょうぶ?マイペット

コンベニア投与

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ミックス / 女の子 / 8歳 9ヵ月

質問者:
茨城県 / スクナさん

 
2024/01/11 14:23

コンベニア投与にあたって質問します

調べた所、コンベニアは2週間に一度で済む薬との事ですが、これに間違いないでしょうか。

獣医の元へ行き、そのコンベニアを注射にて投与されました。二日連続です。
次の日に更に衰弱してモコは亡くなりました。
死因が薬のせいであるかは分かりませんが、どうしてもその投与の仕方について納得がいきません。私はこの点については過剰投与だと思っています。モコにとって、回復の効果よりも過剰な負担増になったと思います。私自身、薬を調べ上げて相談するべきであったし、自分の責任でもあると後悔しています。
本来ならば、それらの薬や疾患の勉強をしているのが獣医師であり、適切な対処することが獣医師としての役割ではないのか。患者は医師を信頼して頼るわけです。ただ、世の中には一時のお金や欲の為に命を蔑ろにする医師もいる事も事実です。
今更何を言ってモコが戻る事はありませんが、私はこの今回の事を考えて学ばなければなりません。今回、投薬に対して問題は無かったのか?当たり前なのか?
どうか教えて頂きたいです。


・どんな症例であれ、個体が衰弱している状態でコンベニアを二日連続で投与する事は普通なのか?特別に連続投与する事はあるのか?
・投与するのが普通であれば、そもそもニ週間に一度で済むはずの薬を連続投与する必要がどういった場合に必要であるのか理由を教えて下さい。いくら検索しても連続投与している症例が出てきませんので、通常ではそういう治療は推奨していないと思われます。


これを知りたいです。
返答出来る獣医さんおられましたら、よろしくお願い致します。

こんにちは。
モコちゃんがお亡くなりとのことで、ご冥福をお祈り申し上げます。

さて、コンベニアに関しては、仰る通り2週間効果が持続します。
通常であれば、単回投与で使用し、連日で使用することはありません。
ただ、例えば一回目をコンベニアではない抗生剤の注射をし、2回目をコンベニアにする、というかたちで、別の抗生剤であれば連日で使用することはありますので、今回はそのようなケースなのではなかったのでしょうか?

また、コンベニアの過剰投与での死亡に関しては、あまり聞いたことはありません。

ご参考になれば幸いです。

投稿者 スクナ さん からの返答

浅川先生

返信頂きありがとうございます。
そうですよね、通常ならば連日打つ必要がないと医療に詳しくない自分でもそう思います。

抗生剤は一日目からコンベニアの他に、バイトリルという薬も同時に注射により連日投与されています。
モコの場合
診断名として
血液および造血器の疾患・血小板減少(免疫介在性)・IMTP
という診断です

血液検査では、血小板減少、どこかに炎症があると診断、最初は薬は飲み薬でプレドニゾロンのみでしたが、それを飲んだ夜中に吐いたのでまた通院。
胃腸薬だけ注射して、ガスター10を処方される。
次の日の夕方、歯茎や舌が血色がなくなっていたので通院。
再度血液検査で上記症状に加えて、貧血も出ました。
採血しているけど、出血が止まるんだよねと医師と看護師が話していますが私には止まっているなら悪くないのではないか、治らないのがなぜか?としか素人判断できませんでした。
炎症を抑える為と、免疫抑制する必要がある、どこかで出血しているのを止めるために止血剤をしますからという事で、食欲なく固形物を食べないので、飲み薬を飲ませるのも困難な為に注射になりました。
下記の処方です。

注射一日目
皮下点滴ソルラクト+レバチオニン
バイトリル
セレニア注
プレドニゾロン
コンベニア
アドナ
ブレンダZ

超音波検査では腹部での異常は見られないので消化管とかで炎症があるのでは?という話でした。

そして、同じ投薬をそのまま二日連続で投与されています。
二日目は、状態は悪くなっており、食欲はほんの少し流動食を舐めさせられる程度で自力で動けず、おしっこにも行かずにお漏らししかできない様になった話をしました。
帰ってから体を撫でている時に、お尻には注射部分に固くしこりができていました。
三日目、ほとんど水だけで多飲しており流動食すら無理になりました。その病院へ行く予定でしたがその前に衰弱し、どんどん呼吸も悪くなっていくので、自分が他の病院へ行くべきか、色々診断や薬等を検索している間に息絶えてしまって亡くなりました。
一日目に入院するか自分でみるかと言われ、自分でみる選択しましたが、多分入院していたらそのまま亡くなって死に目も見れないままだったろうと思います。

先生の場合でも、日に日に衰弱していく状態で同じ投薬を連日されますか?
私が連れて行った病院ではその診断と投薬を医師が選択したわけですが、それが通常通りのあり得る処方となるのか?通常ではその選択はあり得ない処方なのかどうを知りたいです。
その医師をどうこうしたくて相談させて頂いているわけではありません。モコは戻ってきません。ただ次にまた同じ事を繰り返したくないので、それがどの獣医の視点から見ても正しいのか、違う手立てがあったのかを私は学ばなければいけないのです。

お手数おかけしてしまいますが、また返信頂ければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

再び 浅川雅清 先生 からの回答

追加のご質問ありがとうございます。

今回の診断はIMHPとのことで、プレドニゾロンを中心とした免疫抑制療法が主体となりますので、治療としては正しいと思います。

しかし、IMTPのみでは貧血は起きません。
DICとなりどこかで出血していたり、またはIMHA(免疫介在性溶血性貧血)を起こしたりしていたことが予測されます。

モコちゃんの直接の死因が何かは不明ですが、貧血の程度により輸血が必要であった可能性はあると思います。

ご参考になれば幸いです。

投稿者 スクナ さん からの返答

度々の返信頂き、本当にありがとうございます。

1回目の血液検査では
RBC 6.64M/μL
HCT 42.9%
HGB 15.1g/dL
RETIC HGB 21.1pg 低値
NEU 7.14K/μL
BAND 可能性
PLT 1K/μL 低値
MPV 14.1f L 高値
PCT 0.00% 低値
と貧血は正常値でした。他部分は正常値です。

その後
RBC 1.50M/μL低値
HCT 10.1% 低値
HGB 3.5g/dL 低値
RETIC 227.7K/μL 高値
WBC 29.74K/μL 高値
NEU 16.97K/μL 高値
BAND可能性
LYM 8.77K/μL 高値
MONO 3.87K/μL 高値
PLT 0K/μL 低値
PCT 0.00% 低値
になりました。他部分は正常値です。

輸血の可能性もあったという事ですね。病の最中も調べてたら、免疫グロブリン療法というものもあると知りました。そういった輸血やその他の療法は自分が調べて出たもので、行った病院ではそういった打診は注射をするかしないかの選択のみで入院してもそのような輸血が必要になるならない等の話は一切ありませんでした。

最重要な部分の質問ですが、
『コンベニアをこの状態で二日連続で投与を行う事』は、浅川先生でも同じように選択をするという事でよろしいでしょうか?
コンベニアの注意書にはこうあります。
・本剤は、定められた用法・用量を厳守し、反復投与は避けること。
・本剤は1回皮下投与により感受性菌に対して有効な血中・組織内濃度が約14日間持続するため、本剤投与後14日間は再投与する必要はない。

何度も質問して申し訳ありません。自分が一番引っかかっているのがこの投薬が適切であるかどうかです。
浅川先生は連続投与での死亡はあまり聞かないとお話し下さいましたが、そもそもが連日投与される母体数がほとんどないという事ではないのでしょうか?
浅川先生でも連日コンベニアを投薬をしても問題はないと思わるのか?連日投与するなら、注意書には必要ないとある薬を過剰に摂取させる必要がある理由がなぜなのかを教えて下さい。

よろしくお願いいたします。

再び 浅川雅清 先生 からの回答

追加のご質問ありがとうございます。

申し訳ありません、コンベニアに関しては初回の回答と同じで、連日投与することはありません。
語弊のある回答、失礼致しました。
その他の治療に関しての治療としては正しい、という意味でございます。

ご参考になれば幸いです。

投稿者 スクナ さん からの返答

度々返信頂きありがとうございます。

やはりコンベニアを連日投与はないのですね。連日投与をそもそも製薬メーカーが推奨していないわけですから明らかな過剰投与と思われます。

ブレンダZも同じく、重要な基本的注意として

 生命に危険を及ぼすような重篤な疾病(重度の心不全、重度の肝不全、重度の腎不全、重度の感染症、重度の貧血、悪性腫瘍等)を併発している犬

 生命に危険を及ぼすような重度の血小板減少を伴う出血傾向や多臓器不全を呈するほど膵炎の症状が重篤な犬

 1週間以内に糖質コルチコイド、非ステロイド性炎抗症薬 、免疫抑制剤 、抗がん剤の投与、手術又は輸血を受けた犬

とあります。
緊急時で状態が刻々変わり、飼い主側は頼るしかなく獣医の元を訪ねます。薬のメリットだけ言われ、誰しもがそれで助かるのならと思って委ねると思います。投薬する代わりにこのような副作用や使うには注意する必要があるがそれでも使うかと説明がなされていたら、私は選択をしませんでした。

必要がない投薬をされると飼い主側は、目先の売上の金の為か実験対象にでもされたのかと疑いを持ちます。弱っている状態への更なる負担にもなり、飼い主は余計なお金を支払いデメリットだらけでメリットが獣医師側にしかないからです。

私も直接的な死因はこれが原因というには、薬であると言える根拠はありませんが、医薬品データの報告例を見ると同じような症状を起こし亡くなった件数があります。
飼い主側もそのまま委ねるのではなく、疑いを持ち納得いくまで治療に入るべきではないと思いますが、なかなか緊急時には冷静になる事は難しいですね。

Q&Aを受けて下さった浅川先生の返信に対して、関係のない事をここで書いても仕方ないかもしれませんが…このサイトは誰でも閲覧できるなので、今後コンベニアを使う時に、参考にする情報があれば見直す事もできるのではと記します。

薬は良くも悪くも当然作用しますので、必ずしも良い効果ばかりが出るとはいえない。
必ずしも獣医師であっても、能力差はあり、病のある動物に対して適時適切な処方をするとは限らないこと。
目先の欲のために、真っ当な対応をしない事もある。
どんな人であれ、誤ちを犯すことは誰にでもあること。
委ねるだけの信頼性と人選することの重要性は大事。


長々と書き込み、読まれるのも大変と思います。申し訳ありません。
返信の際にお礼を送るとありますが、どのようにしたらよいのか調べても出ない為分かりません。

獣医師の視点からこれを投薬のミスは否めないと捉えるか、倍量与えて倍の金額を請求しても大した事ではないと捉えるかは分かりませんが、実名で発信する先生側からは答えにくい質問で返信はないかもしれないと思っていました。
何度も何度も真摯に対応して下さった事には本当に感謝しかありません。本当にありがとうございました。
返信でしかお礼を伝える事ができず、何か方法ありましたら教えて頂けると嬉しいです。

本当にありがとうございました。

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