回答が無いようですので、お答えします。
勉強不足で申し訳ありませんが、唾液腺肥大の意味が分かりません。
唾液腺周囲が大きくなる多くは、唾液嚢腫(唾液腺腫瘤)です。
これは唾液腺からの粘性唾液が貯留して、膨らむものです。
唾液は問題なく、分泌され、正常あるいは炎症組織内に溜まります。
原因としては外傷、炎症、唾液腺周囲の疾患です。
その他、大きくなる原因として腫瘍があります。
唾液腺周囲が大きくなると、膿瘍、異物、腫瘍、リンパ節疾患、鰓性嚢胞などとの区別をしますが、これらの疾患ではなく、単に唾液腺がなんらかの原因で、大きくなっただけと思います。
唾液嚢腫(唾液腺腫瘤)の多くは、原因が分からないことが多く、明確な診断がつかないことも多くあります。
弊害が出てくる場合は、病変や位置、大きさにより様々ですが、
食思不振、食物の飲み込み困難、咳、呼吸困難などが現れることがあります。
的外れのお答えになっていましたら、申し訳ありません。
2006/03/23 21:20 参考になった! 0
投稿者 べきこ3 さん からの返答
飯田先生、ご丁寧にご回答をいただきましてありがとうございました。
現在の所は肥大も進まず、本人もとても元気がありますので、弊害が発生したりしないよう日々観察を怠らないように気をつけたいと思います。
お時間を割いていただきまして、ありがとうございました。
2006/03/30 09:20
北森 隆士 先生からの回答
成書には、ダックスフントの先天性疾患(遺伝的な疾患・体質)の項目に、耳下唾液線の腫大があり、症状としては唾液の過剰な分泌と記してあります。
質問内容によれば、病理検査もしていることですし、当面は安心してもよろしいと思いますが、今後は、その腫大が、大きく変化しないか観察が必要ですね(良性から悪性に転化することも、ごくごくごくごく稀にありますからね)。
2006/03/24 10:46 参考になった! 0
投稿者 べきこ3 さん からの返答
北森先生、ご丁寧にご回答をいただきましてありがとうございました。
ご指摘の通り、耳下の唾液線の肥大です。
あまり聞いたことがない症状でしたので懸念しておりましたが、遺伝的な要因が考えられるのですね。
現在の所は肥大の進行もなく、唾液の過剰な分泌という症状もまったくみられません。
本人もとても元気がありますのでほっとしておりますが、観察を怠らないよう気をつけたいと思います。
お時間を割いていただきまして、ありがとうございました。
2006/03/31 10:46
「唾液腺肥大」とは?
先日、愛犬のマッサージ中に、両顎の付け根/耳の下部に1cm程の柔らかい「しこり」のような物があることに気が付き、かかりつけの獣医さんで内容液を注射器で吸引し組織検査していただいた所、幸い良性で悪性の細胞や炎症などはまったく見られないとのことで「唾液腺肥大」との診断をいただきました。
原因は判らないとのことでした。
本人は食欲もあり、大変元気で、しこりも以降特段大きくなることはありませんので安心していますが、調べてみてもこの症状の原因・詳細情報・今後、気をつけるべき事等、よく判りません。
実は最近、お散歩中に公園に落ちている木の枝を拾い咥えては
ガジガジかじって遊ぶことが多かったのですが、
そういった物から何か細菌感染したりしてしまったのでしょうか?
または、そもそも、単なる個体差なのか?
遺伝的な病気に分類されることなのか?
固体に対して運動のしすぎ、又は、
例えば特定の食べ物が原因となっている、のでしょうか?
(食物に対するアレルギーは検査の結果ありません)
また、唾液腺が肥大しているということで、
かかりやすい病気や弊害などはあるのでしょうか?
飼い主として、今後どのような対処を心がければよいのでしょうか?