井上 平太 先生からの回答
12年間一緒に暮らしたハナコチャンだからこそ、このような症状にはかなりご心配な事と思います。
本当は症状からだけでは病名は絞れないのですが、あえてお話し致しますと、循環器系の病気の可能性が高いと思います。
拡張型の心不全・脳梗塞などの血栓栓塞症が特に疑わしいのではないかと思われます。
鑑別診断としては脊椎疾患・中枢神経疾患によるものであるかどうかは慎重に判断しなければいけません。
確定診断は難しいのですが、症状や単純レントゲン撮影で推察して治療を開始するのも選択肢の一つです。
欲を言えばCT・MRI・脊髄造影と言う意見も出るでしょうが、患者への負担を考えると無理は考え物です。
獣医師とよく話し合い飼主の方が何を希望しているのかを明確に伝えてください。
2006/06/13 00:57 参考になった! 0
突然の発作
初めて相談させて頂きます。今年で13年目になるシベリアンハスキーのメスを飼っています。今日の夕方、散歩から帰ってきて餌を食べた後に突然、聞いた事のないような悲鳴をあげ、倒れてしまいました。1分もしないうちにフラフラと立ち上がり、その後、5分もしないうちに悲鳴をあげ、腰を抜かしたように座り込んでしまい動けない状態でした。その後ももう一度同じような症状がありあした。その後はよだれを垂らし、虚ろな目をしながらハアハアと荒い息をしてフラフラと歩いていました。こんな事は初めてでしたので、凄く心配です。食欲はあるのですが、元々お腹が弱いのか下痢をよくします。今も緩い便が続いていました。半年前から頭をふるよう動きをときどきします。高齢なのでこのまま死んでしまうのではないかと心配でしかたありません。掛かり付けの先生には様子をみては?といわましたが、早急に検査してもらったほうがよいのでしょうか?