だいじょうぶ?マイペット

猫の脱腸、及び手術、またそれにより発生したヘルニアについてです。

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ペルシャ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
東京都 / pinky_girl_kiaraさん

 
2006/12/01 19:37

はじめまして、生後6ヶ月になる猫についてアドバイスを頂きたく、アメリカより書き込みをさせて頂きました。宜しくお願い致します。

2ヶ月ほど前に友人に旅行に出かける、とのことでこの子を預かりましたが、そのまま飼い主は行方不明に。なんとかブリーダーさんを割り出し、結果現在病気を持っていることが分かりました。

現在猫は生後6ヶ月で多少おとなしいですが、体重、骨格ともに正常な女の子のペルシャです。ブリーダーさん曰く、生後5週間の頃に脱腸し、腹壁に腸を縫い付ける手術をしたそうです。(恐らくcolopexyという手術ではないかと思いますが、あくまで推量です。) その腹壁が全て封じられなかった為に現在ヘルニアを持っているとの事なのです。

(ブリーダーさんからの原文を載せます。)
The hernia was as a result of the surgery she had to fix a freak incident of her rectum prolapsing (it was outside her body.) Our vet sutured the rectum back in and she will never have that problem again. The hernia was caused by the abdominal wall not sealing all the way when she was healing (it was done when she was 5 weeks old.)

そのヘルニアは不妊手術の際治す事が可能と言う事もブリーダーさんより伺いました。 

その後、このブリーダーさんとは連絡が取れなくなってしまい、今この子に関する情報はこれのみです。

現在、この子をうちの子に迎え入れるか、新しいお家を探して上げるか迷っているのですが、どちらにしても病状を把握し、新しいお家に行く際にはヘルニアを治してから健康体でと思っています。

この生後5週間の頃に受けた腸を腹壁に固定(縫い付ける?)手術というのは、彼女が大きくなっていくにつれ、ずれたり、ほどけたりしてしまわないか、又彼女が年をとっていくにつれ、再発や問題は起きないのかと本当に本当に心配でなりません。 

また、正直何故ヘルニアになってしまったのかもお恥ずかしながら、分かりません。生後5週間だったので針が細かく入らず、現在はお腹の中で腸があるべき位置にない状態なのか、もしくは腹膜を破ってしまっているのか・・・  ブリーダーさんと連絡を取る際、ヘルニアの状態は軽く、不妊手術と一緒に治す事のできる問題としきりに仰っていました。 ヘルニアというと慢性的、そんなイメージをつい持ってしまうのですが、手術できちんと治して貰えば普通の健康な猫さんになれるのでしょうか。

先生、彼女は手術を受ければ、他の猫と変わらない健康な猫になれますか?
脱腸、ヘルニアの問題はもう心配しなくても大丈夫でしょうか? (手術をうければ)

小さな体で手術を受け、飼い主もコロコロと変わり、そんなこの子を見ていると涙が出てきてしまいます。 彼女の病気を熟知し、より良い生活を提供する為に、どうかアドバイスをお願いします。

 生後間も無い子猫が排便をしようとして力を入れたときに肛門から直腸が反転して出てくることは良くあることです。通常はすぐに圧迫して元に戻してあげると収まるのですが、時々癖になってしまうことがございます。
 今回の手術はそれに対して結腸の外壁を腹壁の内側の腹膜に縫合して癒着させ、出てこないようにする癖をつける手術を行ったものと予想されます。一般的には1ヶ月程度で溶けてしまう吸収糸で手術を行いますので、今はもう心配ないでしょう。
 この手術は腹部の正中を切開して行いますので避妊手術をする時についでにそこの腹膜を密に縫えば何の心配もございません。ただし、そのときの獣医師には結腸腹壁固定手術を受けておりその合併症で腹壁ヘルニアを起こしていることを伝えることが必要です。アメリカでは特に飼い主側も術前にそういう情報を伝えておかないと不利な面がございますのでご注意ください。

投稿者 pinky_girl_kiara さん からの返答

井上先生、大変分かりやすい説明を本当にどうも有難うございました。 心配で心配で何日も寝れない日々でしたが、今日からは安眠できます。

どうも有難うございました。

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