須藤 永子 先生からの回答
こんにちは。ステロイドの長期投与の副作用・注意点ですが、まずは定期的な血液検査で肝臓をモニターすることが大切です。ステロイドは良く効く薬ですが、たった1度の投与でもかなり肝臓にダメージを与えてしまうことがあります。また、ステロイドで炎症を抑える=免疫反応を抑える、ということにもなりますので細菌感染など起こりやすくなるので注意が必要です。また多飲・多尿や皮膚が薄くプヨプヨになり脱毛が起こる、食欲が増すが痩せてくる…とも良く言われていることです。
食事のタンパク除外試験はしましたか?ウォルサム・ロイヤルカナンの低分子プロテインやセレクトプロテイン、ヒルズのZ/Dやd/d、ユカヌバやスペシフィックその他いくつかの会社からアレルギー関連の処方食が出ています。もしも食物アレルギーについて試していないのなら、主治医の先生に食事について改めて相談してみてはどうでしょうか?
副作用や検査の頻度も含めて、主治医の先生ともう一度よく話し合ってみることをお勧めします。
2007/02/03 15:39 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
丁寧なアドバイスありがとうございました。ステロイドの怖さを改めて認識しました。さまざまな点で主治医の先生と話し合ってみます。
2007/02/10 03:39
IBD
はじめまして。アドバイスをお願いします。スコティシュホールド8歳、去勢済みの男の子です。ここ3年ほど血の混じった軟便、下痢を繰り返し昨年の11月にIBDと診断され現在ステロイドの投与(プレドニゾロン、注射液)を継続中です。現在は隔日に40mlを投与し、症状は落ち着いています。一時期、20mlを隔日に減らしたところ軟便、血便の症状がぶりかえしましたので、現在に至っております。主治医の先生はおそらくこのままの量のステロイドの投与はずっと必要だろうと言っておられます。ステロイドを長期使用する際の副作用、注意点を教えてください。