是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、nahozoさん。
ぽぽろ君の呼吸器障害、大変ですね。呼吸困難や、咳は見ている方もつらくなりますので、nahozoさんのお気持ちお察しします。
パグなどの短頭種では、軟口蓋の過長などによる呼吸困難、睡眠中の無呼吸症候群などの問題は特に多くみられます。
さて一般論として、軟口蓋の過長による呼吸困難は、外科的に軟口蓋を切除することにより、その改善が認められます。術式はさほど難しいものではなく、切除の量、血管のコントロールさえきちんと出来れば、短時間で終わるものです。
ただし、切除の量は大事で、切りすぎても、逆に切らなさ過ぎてもいけません。こればかりは、手技に対する慣れがあると思いますので、あまり慣れていない術者による手術は状態を悪くする場合があります。
現在のぽぽろ君の状態を診察していない立場では一般論の域を出ることが出来ず、積極的に手術を勧めることも、逆に手術を思いとどまるようアドバイスすることも出来ないのですが、今の主治医の先生が手術に対して消極的だというのには、14歳という年齢の他に何か理由があるのかもしれません。先生や、ご家族とよく相談して、ぽぽろ君に一番いい方法を探してあげてください。
どうぞお大事に。
2007/02/10 17:40 参考になった! 0
投稿者 nahozo さん からの返答
是松先生、ご回答ありがとうございます。
手術をするにしても、いろいろと大変な事があるのですね。私なりに調べて、かかりつけの先生とも相談してみたいと思います。
こちらに相談させていただき、私の中の不安な気持ちが、少し解消できました。弱々しい姿を見ていると、どうしようもない気持ちに苛まれてしまっていたので。ありがとうございました。
2007/02/17 05:40
加藤 清志 先生からの回答
投稿者 nahozo さん からの返答
加藤先生、ご回答あいがとうございます。
高齢で、心臓も肥大しており、慎重にならざるをえないのは十分理解していますが、何かできることがないかと模索しています。
昨秋、様子がおかしかった時、緊急病院に連れて行ったことがあったのですが、そこでは、気道を確保する為の管を挿入する際、麻酔を使用していました。なかなか麻酔から覚めなかったのですが、なんら問題なく麻酔を使用していましたし、かかりつけの獣医もそのことには何も問題はなく思っていたように感じました。だからという訳ではありませんが、切開することや麻酔を使うことに危機感をあまり感じないように私には思えてしまうのですが・・・
気分屋の先生に大学病院や他の病院での診療を話しにくいのですが、気を悪くすることはないでしょうか?生まれた時から、今のかかりつけの先生に診てもらっているので、一番分ってくれているとは思うのですが、別の先生の見解も知りたいと思っています。
2007/02/18 12:58
高齢犬の手術
はじめまして。現在、入院しております。今後の治療法に何か道がないかと思い相談させていただきます。
パグ犬のオス、14歳です。
昨秋にも、発作を起こし、入院をし回復したのですが、また、意識を失くして倒れてしまいました。そして、本日から入院(酸素吸入室)をしています。病院では、軟口蓋が長くなり、気道も細いために、呼吸困難になってしまうとのことでした。簡易の酸素ボンベを病院から借りて、とっさの時に備えてもいます。また、薬も消炎剤、気管支拡張剤、抗生物質、強肝剤、利尿剤を毎日服用しています。
ただ、根治療法はないと言われ、落胆しています。今の治療が最善なのでしょうか?年齢的に手術は無理なのでしょうか?病院の先生は、高齢だからと言って、積極的には診察してくれません。本当にそうなのでしょうか?
よろしくお願いします。