井上 平太 先生からの回答
真菌培養は完全な診断法ではございません。たとえ真菌症であっても、培地には真菌が繁殖しないことも良くあります。
理由としては、たまたま採材した皮膚の場所が悪くそこにだけ菌が居なかった・量が少なかった・より繁殖力の強い菌が混在したために病原菌が繁殖しなかった・治療薬により表層には菌が居なかった・環境が菌の繁殖に適さなかった・・・などが考えられます。
今回の場合には培養前に抗真菌薬を塗布していらっしゃるようなので、真菌症であるにもかかわらず陰性と出てしまった(あるいはでてしまう可能性あり)と考えられます。
全身に真菌症の病変が散在する場合には内服薬の方が完治の近道になる事もございます。
皮膚病が真菌症ではない可能性も考慮しつつ、検査や治療を慎重にすすめて行きましょう。お大事にしてください。
2007/02/28 00:48 参考になった! 0
投稿者 みにみにココママ さん からの返答
ご回答ありがとうございました。
培養は完全な診断ではないんですね。
培養結果によって先生と相談したいと思います。
2007/03/07 12:48
抜け毛からハゲになってきました
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。ミニピン5ケ月です。
この子の両親は実家でかっており、9月23日5匹兄弟で誕生しました。
11月初めくらいからうちの子が一番ひどかったのですが(元ではないかと思いますが)、鼻が白くなってきてみるみるうち兄弟もなり始め(両親はなりませんでした)、母犬のブリーダーさんに診ていただいたところ真菌ということでとりあえず軟膏をいただき1匹づつゲージを別々にし、何日後かにはそれぞれ里子にいきました。この子も家に来てからも軟膏をつづけましたが悪くはなりませんでしたが良くもならない状態でフケはででました。痒がるのも頻繁に搔いてるのはあまりなかったように思いますが、背骨の真ん中あたりに小豆くらいの白いのでき始め12月初めにブリーダーさんに相談したところVetoquinol Oridermylという軟膏に切り替えました。
そうしたら鼻は治り、後は首と背中だけになったのですが、なかなかよくならなく背中のが徐々にひろがっていきました。やはり病院で受診しないとと思ってた矢先、1月の中旬に腰をかるく痛めたので病院にいくことになりその際相談しました。
皮膚の一部を取り顕微鏡でみて頂いたのですが、あまり真菌の反応はででないということで、リンでしたっけ?が不足していたら抜け毛になる子もいるということでその時は、ビクスタSMTクリーム、エファベット2を頂いて
続けてましたが、背骨(首からしっぽまで)のラインが薄毛になってきました。
今では横にも広がってきているところもでできました。一向によくなってなく、先週、鼻がかすかにゴマ塩のようになりかけてるを見ていてもたってもおられず病院にいきました。真菌の培養検査をしてもらい結果は今週でるのですが、その時は、ノルバルサンシャンプーを追加で頂きました。帰ってすぐにシャンプーをしましたがフケは少し治まったような感じはしますが肌はまだ1回しかしてないのでカサついてます。実は、12月にブリーダーさんから頂いた軟膏で鼻が治ってきた時、兄弟の1匹が既に病院にかかっておられ培養検査もした結果、真菌の反応は出ず日に日に悪くなっていく中、うちの子が真菌の薬で治ってきているということを病院で伝え、しぶしぶ薬を出してもらったそうですが、今近況をお聞きすると、その薬(ニトコナゾン)で完治したそうです。
1日でも早く治してあげたい気持ちで一杯なんですが、培養検査でも反応が
出ない場合があるんでしょうか。この兄弟犬のお話をしてお薬をだしてもらうようお願いしてもいいんでしょうか。
先週からフードを低アレルギーのものに変えました。
よろしくお願いします。