時松 和美 先生からの回答
停留睾丸の場合、正常に精子をつくる能力のある睾丸は、片方だけと考えてください。そのため正常な猫の半分の精子数しかありませんが、精子自体は正常なので、受精すれば妊娠します。
また、猫の場合交尾排卵なので、交尾したのなら妊娠する可能性は高いと思います。飼い主さんは遺伝性のことを心配されていますが、それほど心配することはないと思います。ただ、ガトーちゃんはできれば今後、去勢手術されることをお勧めします。
なぜなら、停留している睾丸は腫瘍になりやすいのです。
今後、交配されないのなら、去勢されることをお勧めします。
2007/03/01 14:44 参考になった! 0
投稿者 あい13 さん からの返答
ありがとうございました。まだ妊娠確認は時期が来ないのでわかりませんが、今回を最後に去勢手術をしようと思います。
2007/03/08 02:44
和泉谷 研 先生からの回答
停留睾丸は確かに遺伝性と言われていますので、交配には向かないと考えられています。
時松先生のいうように停留している睾丸は腫瘍になりやすいため、将来的には手術したほうがよいと思います。
また停留睾丸という病気を減らすためにも、これ以上の交配はさけ、産まれてきた仔猫たちも早期に手術するようにご協力願えますでしょうか。
よろしくお願いします。
2007/03/01 16:00 参考になった! 0
投稿者 あい13 さん からの返答
もし妊娠して仔ねこが生まれたらその仔たちは去勢・避妊手術を必ずするようにします。
ありがとうございました。
2007/03/08 04:00
是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、エネコさん。
停留精巣のガトー君ですが、犬、猫ともに停留精巣の遺伝性はかなり強く示唆されておりますので、本来はしない方がよかったですね。ただ、終わったことですので、次回以降は気をつけていただければいいと思います。出来れば、産まれた子を繁殖に使うことは避けてもらうように一言添えてもらい、不妊、去勢手術をしてもらうようにしてくださいね。
さて、停留精巣についてなのですが、犬の場合、停留している精巣の腫瘍の発生率は、下降している精巣に比べると実に13倍の発生率という報告があり、また確かに多くみられます。
ただし、この話は犬の場合でして、猫の場合は停留精巣であっても、下降している精巣であっても発生率に差はないとされており、また精巣腫瘍の発生自体もまれです。
今後の発情の事も考慮すると去勢をお勧めしますが、雄猫の停留精巣の腫瘍の発生については、あまり心配されなくてもいいと思います。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事に。
2007/03/01 17:56 参考になった! 0
投稿者 あい13 さん からの返答
ねこの場合は腫瘍の発生はあまり心配しなくても。。。ということで安心しました。
これ以上繁殖には使えないので近々去勢を考えています。アドバイスいただきありがとうございました。
2007/03/08 05:56
停留睾丸での妊娠について
停留睾丸と診断され、繁殖予定のオスなのですがかかりつけの先生に相談したところ、繁殖には問題ないと言われ先日交配してしまいました。
その後、お友達などから遺伝性があるからマズイよ~と言われ今回の交配は
しないほうがよかったと思うようになってしまいました。
まだ交配後1週間なので兆候は見られませんが、停留睾丸のねこは正常なオスよりも繁殖能力が減少すると言います。
ねこの場合、妊娠する確率は90%以上だということですが、停留睾丸で妊娠する確率はどのくらいでしょうか?