橋本 祥男 先生からの回答
生後数ヶ月の犬の場合、成犬に成るまでに、
良くなる事が有りますが、
すでに1歳という事を考えると、
治すには治療が必要でしょうし、
それも治ると確約できる病気ではありません。
また、症状が消えても、再発のリスクの高い疾患です。
ご心配の件は十分考えられる事ですから、
逆に、この事が引き取り前に判ったという事は、
縁が無かったの考えて、他の子にされた方が賢明かもしれません。
これから10年以上の年月をともにする訳ですから、
一時の感情で決定されると難しい状況に成るかもしれません。
2007/03/06 02:37 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
橋本先生、親身になってご回答いただき、ありがとうございます。
まだ1歳だから大丈夫・・・と希望的観測をもっておりましたが、なかなか厳しい現実があるということがよくわかりました。
いずれにせよ、関係者でよくよく相談して判断したいと思います。
本当にありがとうございました。
2007/03/13 02:37
杉浦 広 先生からの回答
この皮膚病は、どちらかというと免疫系の欠陥から、発症する場合が多いので、苦労する場合が多いと思います。それから、遺伝する可能性も考えられますので、子供を生ませるのは、やめられたほうが、無難だと思います。よく相談していただいて、かわれるのであれば、それなりの苦労は覚悟が必要だと思います。
2007/03/06 08:20 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
杉浦先生、適切なアドバイスをいただき、ありがとうございます。もともと免疫力が弱い柴犬だったのかもしれません。
今後について、関係者とよくよく相談し、どうするのがよいか考えたいと思います。
本当にありがとうございました。
2007/03/13 08:20
原 節郎 先生からの回答
こんにちわ。稀に難治性の全身性アカラスがあるといわれていますがご様子では普通のアカラスのように思えます。薬さえしっかりと飲ませれば特に薬浴しなくても良いのではと思います。ぜひ飼ってあげてください。
2007/03/06 17:09 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
原先生、アドバイスをありがとうございます。私も連れて帰りたいのはやまやまです。
いずれにせよ、後悔しない判断をしなければと思っています。
ありがとうございました。
2007/03/13 05:09
和泉谷 研 先生からの回答
全身に症状がでる全身性と比較すると局所性は比較的経過がよいといわれていますが、1歳を超えているので治りにくい可能性もあるでしょう。
通常半数以上の犬が持っている寄生虫なので、症状がでなければ特に問題ないのですが、仔犬や老犬といった抵抗力が弱い状態で症状がでることがあります。
したがって仔犬は成犬になればよくなるわけです。
今回口元に症状があるということはそこになんらかの皮膚を弱くする原因がある可能性があります。
経験的には口元の場合、接触性のアレルギーがからんでいることもあるので、食器を陶器、ステンレスにかえると治ったり、おもちゃをやめたりして治ることもあります。またフードに対してアレルギーを示していることもあるのでアレルギー用のフードにかえてよくなる場合もありました。
ただ経験的なのでエビデンスがないのでご了承ください。
もちろんアトピーの初期でひどくなることもあるでしょうし、アカラスだけでも治らない、ないしは治療に時間がかかる可能性もありますから、よく考えていただいたほうがよいでしょう。
人や他の動物には基本的には移りません。その点はご心配なく。
2007/03/07 09:50 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
和泉谷先生、分かりやすい説明をありがとうございます。
私自身、アカラスというものが本当にいったいどういうものか、実態として分かってないところがあるため、具体的な説明は大変ありがたいです。
今、柴ちゃんをみてくださっている獣医さんにも、今の病状がどのようなものなのか、今後どのようなことが予想されるのか、具体的に伺いたいと思います。
ありがとうございました。
2007/03/14 09:50
ニキビダニに感染している犬を引き取ることについて
初めて相談させていただきます。
飼う予定にしている犬がニキビダニに感染していることがわかり、アドバイスをいただければと思い、相談させていただきました。
平成19年2月初旬、ペットショップにいた柴犬(メス、平成19年3月末で1歳)を飼おうと決意し、次の日、引き取りにいきましたところ、ペットショップの方から、柴犬の左の口元がただれているとの指摘があり、獣医さんにみてもらってからの引渡しということになりました。
後日、この症状がニキビダニであるとの連絡をいただき、ペットショップのほうで2週間飲み薬を飲ませて様子を見ることとなりました。現在、飲み薬を始めて3週間程度経過しましたが、症状にあまり変化はなく、ペットショップの方で預かりのまま、飲み薬を継続していただいているところです。ちなみに、今のところ、口元以外にただれがあるとか、脱毛があるといった状況は見受けられません。もうすぐ1歳になるという若犬なので、飲み薬を続けていればこれ以上の病気の拡大は防ぐことができ、時間がかかってもよくなるでしょうか。
また、私はニキビダニの知識がなかったので、2週間程度で治るものと思っておりましたが、インターネット等で情報検索したところ、かなり大変な病気で長期的なケアが必要なこと、また、完治するのかどうかもわからないことなど、不安な情報をたくさん拝見しました。
せっかく縁あって飼おうと思ったのですから、できるならば家につれて帰りたいという気持ちはもちろんあるのですが、私の生活環境が高齢者との2人暮らしであり、平日は仕事で時間が作れないため、数日おきに病院に連れていくとか、毎日の薬湯治療等といった十分な世話をする環境を作ることはなかなか困難な状況です。このような中途半端な環境では、犬にとって、あまりよい状況ではないのではと不安に思います。
ペットショップの方、また、実際に見ていただいている獣医さんにお話を伺ってから、今後のことを考えたいと思ってはおりますが、このような状態でこの柴犬を飼おうとするのは、犬にとっても人間にとってもリスクが大きく、難しい状況でしょうか。
飼ってあげたい反面、無責任な飼いかたはしたくないので、悩んでおります。ぜひアドバイスをお願いいたします。