是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、こつこつさん
コッコちゃんの跛行気になりますね。
症状からすると膝蓋骨脱臼が一番疑われるのですが、それでも触診やレントゲンで診断がつかなかったということですので、おそらく違うのだと思います。
膝蓋骨のおさまる部分がひどく浅くなっている場合、レントゲンでの診察は、通常の位置に戻っていることもあるのですが、それでも、少し負荷をかけながら膝の関節を動かせば膝蓋骨がずれることがわかるはずですので、判断がつかないとは考えられませんね。
また、その他の膝関節の異常もそのほとんどはレントゲンでの精査で判断はつきます。ただ、靭帯の異常の場合には発見が難しいことが想像出来ます。膝関節の可動域の判定などから可能性を示唆することは出来ると思いますが、十字靭帯の炎症などの場合、靭帯の断裂などでも起こしていないと疾患の断定まではたどり着けないケースが多々あります。
今のアドバイスとしては、やはり散歩等を控えめに安静を保つこと、生活環境は膝蓋骨脱臼の場合に準じる環境を整えてあげることくらいしか出来ませんが、膝の異常はどのような病気であれ、急性期には安静が一番だと思いますので、お大事にしてください。
参考になれば幸いです。
2007/03/06 18:58 参考になった! 1
投稿者 こつこつ さん からの返答
ご丁寧に大変分かりやすいアドバイスありがとうございました。
原因は分からないので不安ではありますが、やはり安静を心がけてることがもう少し様子をみたいと思います。
2007/03/13 06:58
原因不明のスキップ
はじめまして。
是非アドバイスを頂きたいと思い、質問させて頂きます。
1歳半になるパピヨンとトイプードルのミックス(♀2.6㌔)についてです。
小さい時からお散歩に行くとたまに左後肢をスキップするように歩いていたのですが、先日、走っている最中にキャインと悲鳴をあげ、問題の左肢を伸ばすようなしぐさをしていました。その後は何事もなかったように走り回ってたのですが、数日間の内に3回程同じ行動が見られました。
さすがにおかしいと思い、慌てて病院に行ったのですが、触診・レントゲンを撮っても「特に異常はないので、しばらく様子を見ましょう」とのことでした。とりあえず痛み止めのお薬を貰いましたが相変わらずスキップはしていました。
もしかして違う病院に行けば違う診断結果かもしれないと思い、他に2軒の病院で診断(レントゲン含む)してもらったのですが、同じ答えが返ってきました。
1軒の病院では痛みに効くレーザーを当ててもらったのですが、無痛のはずのレーザーにウチの犬はキャインと悲鳴をあげたのです。
獣医さんも「この子はちょっとオーバーリアクションかもね」と言っていましたが、そういうこともあるのでしょうか?
最近ではお散歩中のスキップが以前より頻繁になっています。
お座りや伏せの時の左肢が右肢より外側を向くようになりました。
走るのが大好きな子だけにとても心配です。
私も自分なりに調べて膝蓋骨脱臼か股関節脱臼かと思いましたが
これらは触診・レントゲンですぐに分かるようですし…
この症状で他に原因は考えられるのでしょうか?
または分かりにくいこともあるのでしょうか?