遠藤 薫 先生からの回答
こんにちは。
一ヶ所の腫瘍が悪性なら近くにある別の腫瘍が悪性とか、良性であれば良性であることは決してありません。どちらかが癌でどちらかが良性の腫瘍ということはよくあることです。しかし、もともとどこかに癌の原発巣がありそこから転移した癌であれば同じ癌と考えてもいいと思います。
あと、細胞診断のことですが、舌の裏側にできた腫瘍の細胞診断はおそらく無麻酔では不可能です。軽い鎮静は必要でしょう。
2007/03/17 08:29 参考になった! 0
投稿者 瀧山 友子 さん からの返答
とてもわかりやすいお答えをいただきありがとうございます。やはりそうなのですね。手術を終えたところですぐに麻酔をするのは危険なので一ヶ月はあけないといけないといわれています。それで唇の腫瘍の病理検査の結果でこれからの治療方針を決めていくということです。放射線治療があがっています。しかしリスクは大きいと聞くので舌の裏が良性であれば高齢の体によけいな負担をかけてしまいます。
細胞診断をする際、軽い鎮静なら一ヶ月も期間をあけなくても負担は軽いものでしょうか?意見を頂ければ幸い
です。
2007/03/24 08:29
舌の中央にできた腫瘍
はじめまして。アドバイスを頂きたくて投稿させていただきました。バーニーズマウンテンドッグ9歳です。現在高齢ということもありレントゲンなどで肺に影があり悪性組織球症か肺がんではないかという診断を受けています。はっきりわからないのは全身麻酔のリスクを考えて検査をしていないからです。抗生剤を処方されて飲んでいます。半月ほど前に食欲が全然なくなりましたがいろいろ食べられそうなものを手作りして根気よく与えているうちに今は手作り食は食べてくれています。そして後足がヨタヨタ歩きで痛そうにしています。おむつは手放せない状態です。今は家からすぐ行ける小さな病院に転院してホモトキシコロジーという治療をして頂いています。家ではメデイカルアロマテラピーと枇杷葉温灸をしています。
ここからが質問になるのですが、、、、
3月11日に唇のところにできた腫瘍を手術で摘出しました。これは短い期間で急にできて大きくなりつつあったため悪性か良性かわからないがとらないとおおきくなってしまってはものが食べられなくなり、歯茎にきてしまえば手術はもっと大変になるということでしたので全身麻酔はこわかったのですが11日に手術してもらいました。 無事成功して今も元気に動いていて食欲もあります。 問題はこの手術中に舌の裏側の中央に無数の小さな腫瘍がみつかりました。手術して下さった先生がおっしゃるには切除した唇の腫瘍が良性ならこの舌の裏の腫瘍も良性、唇の腫瘍が悪性なら舌の裏の腫瘍も悪性だとおっしゃり今切除した腫瘍を病理検査に出しているところで結果を待っています。ただなぜ唇が良性なら舌の裏も良性で悪性なら悪性なのかが理解できません。
このホームページを発見した際に
「じつはそんなに複雑なことは何もやってなくて、部轤ナも口の中でもガンと疑われる腫瘍を見つけたら、細い針を刺して細胞をほんのすこし取り出し、それをプレパラートに延ばして顕微鏡で見るだけのことなんです。そこで良性ならばそれで終わり、疑わしければさらに太い針を使って組織を取り病理検査に出します。これをできるだけ早期にスピーディにやることで、手術や化学療法の効果も治癒率もうんと高くなってくるわけです」(堀先生)」
このようなコメントを見つけ「舌の裏」でも麻酔なしで簡単に良性かどうかの検査はできるものなのかと思い投稿しました。今は病理検査待ちですがそれはあくまで切除した唇の腫瘍であり舌の裏の腫瘍の組織ではないのです。分かりずらい質問内容でもうしわけありませんがお答えいただけたら幸いです。どうぞ宜しくおねがいします。