和泉谷 研 先生からの回答
無菌性結節性脂織炎とのことですが大変ですね。
いまのところこの病気に関してはあまりわかっていないのが現状です。2006年秋の学会の発表では絹糸だけでなく、吸収糸でも発症する上に、手術をしていない場合にも発症していることが報告されておりましたし専門家にも何が引き金となっているのかわかっていないようです。
前は絹糸が引き金になるといったことや、単一であれば手術で切除すれば再発しにくいなど報告されていましたが、どうも最近の報告では違うようです。
縫合糸反応の皮膚炎もあるようですが、今回の場合再手術でその後完治するかどうかはやってみないとわからないといったところでしょうか。
治療に関してはステロイドがメインとなってきますが、ご存知のようにステロイドには副作用があります。その子によって違いますが、年間の2/3の期間使用すれば3~4年ほどで大きな副作用があらわれることが多いです。
ステロイドの使用を減らすためにその他の免疫抑制剤(アザチオプリンやシクロスポリンなど)も効果があることが知られていますので、主治医と検討されてはいかがでしょうか。
この病気の報告をされていたのは、東京農工大の内科学研究室ですので一度問い合わせてみてはどうでしょうか。詳しいことがわかるかも知れません。
参考になれば幸いです。
2007/03/17 16:16 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お返事有難うございます。
私も知識が無いためにアザチオプリンは聞いたことがありませんが、シクロスポリンについてはちょっと前まで高価なものだったと聞いておりますが、最近はそうでもないのでしょうか。ステロイドと同じ免疫抑制剤であるが副作用が少なく、過剰に反応しているホルモンにのみ作用するため副作用も少ないと読んだことがあります。東京農工大の内科学研究室の件についてはこれから調べようと思っております。病院にて行って頂いている治療については不満も無く、単に治療している内容を知っておくべきかなとも考えていますが家で行える何かを知りたいと考えていました。
今回は本当に有難うございました。
2007/03/24 04:16
無菌性脂肪織炎
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
女の子クラン4歳(体重5kg)についてです。
2年前の2004年8月に避妊手術を行いました。
しかし、去年の3月頃に腹部にしこりというか出っ張りが出来て病院に行ったところ様子を見るということになり、それからすぐにしこりが破け膿、血が出てきたため4月に開腹手術を行い、避妊手術の際の錦糸と炎症部を摘出及び切除しました。
<推移>
2004年8月 避妊手術
2006年3月 しこり出っ張りを発見→病院→組織検査→錦糸が原因ではと
2006年3月 そうこうしてるうち、すぐにしこりが破れ膿、血が出てくる
2006年4月 開腹手術 しこり、錦糸を摘出及び切除
その際に体にもっと溶け易い糸を先生に使用して頂き、手術を行いましたがその後症状は変わらず。
それ以降、ステロイドを使用した治療(進行を抑制)を行っております。
こちらも知識が無く、先生も逐一説明をして頂き大変親身にして頂いており
ましたが、昨年4月から始まってステロイドの量をどんどん減らし年末には
5日に1錠まで減らすことが可能となりました。
しかし今年になって突然しこりが大きくなり、ここ最近3日1錠に逆戻りとなりました。
また、先週病院へ行き、方針を変えて1錠づつではなく半錠にしてまずは2日に1回となりました。これについては3/16現在1週間経っても無いので成果は分かりませんが、これからもステロイドとのお付き合いが続きそうです。
私もステロイドの副作用についてはある程度のみですが知っております。
また病院の先生もステロイドは極力減らしたいとお話されて、今回の減量方法で駄目ならもう一回開腹手術をして現在炎症のため体に溶けることも無く残っている縫合糸を取り除き、直りは遅いが部轤フみの縫合に・・・とお話されておりました。
そこでみな様にお聞きしたいのですが・・・
まず一般的にこのような方法でよろしいでしょうか?
(病院の先生は説明もしてくれ何の不満もないのですが・・・)
また生活の中で自分がきをつける所ってあるのでしょうか?
例えばご飯とか、おやつとか、運動面でも・・・
何とかステロイドの無い生活を送って上げたいのですが。
長々とお話してすいません、皆様のお知恵ご指導を承りたく質問させていただきました。