是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、マルノンさん
さて、ノンちゃんの歯ですが、歯石をそのままにしておくことは、歯やそのまわりの状態を悪くするだけで、何も利はありません。適切な処置を行なって歯石を取ることが大切だと思います。
歯についた歯石は、歯茎部に進行していき歯肉を圧迫、炎症などを引き起こし慢性的な歯周病の原因となります。
また、雑菌の巣窟になりやすく、ここから雑菌が体内に入ることにより様々な病気を引き起こすこともよくあります。(最近は歯周病連鎖という言葉で一般にも知られるようになってきましたね)
『小さい犬は歯槽膿漏になりやすいから放っておいても大丈夫』
というのは、どういう経緯で大丈夫と言われたのか不明なのですが、歯槽膿漏を含む歯周病になりやすいからこそ、適切な歯石の処置等が必要になりますね。
身体の小さい犬では、アゴの大きさと歯の大きさのアンバランスが起きやすく歯並びに問題が出やすいので、歯周のケアは特に注意が必要です。日頃からよく観察して、歯石などの処置も早めにすることが大切になります。
今回の歯茎の異常もおそらくは歯周病の一つだと思いますので、適切な処置を早めに受けるようにしてください。
どうぞお大事になさってください
2007/04/05 10:15 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
ご返信ありがとうございました。
家族全員がその事で頭の中いっぱいになるぐらいすごく心配していたので、とても安心しました。
言われたように、歯石対策、歯周病対策とできるだけ早めにして、とにかく早くいい状態になるように心がけ行動していきたいと思います。
とても分かりやすい回答ありがとうございました。心から感謝いたします。
2007/04/12 10:15
歯茎の上に・・・
初めまして。家には4歳になるマルチーズがいます。4歳の割りには小さく、現在の体重も1.9キロとマルチーズとしてはかなり小さめ。
それでも生まれた時は何の異常もなかったみたいで、普通の大きさでした。
一週間前の話なのですが、たまたま犬の歯の話しになり、気になったので口の中を見る事になりました。軽いノリで見てみたのですが、見たら大変なコトに。歯に歯石がすごいのと、全部の歯がグラグラしていて、全滅寸前だったのです。すぐに医者に電話したのですが、『小さい犬は歯槽膿漏になりやすいから放っておいても大丈夫』と言われて安心したのか、親に『放っておけ』と言われて、病院にも連れて行かずに放っておきました。
ところが、昨日やっぱりちょっと心配になって、口の中を再度見てみると、㊤の歯茎がポコっと腫れていて、白くなっているのも発見!! たまたま見えたのはありましたが、前回は全く気付きませんでした。
これは歯槽膿漏で歯茎にばい菌が入っちゃったとかですかね?
それとも腫瘍か何かなのでしょうか? すごく心配です。