井上 平太 先生からの回答
まだ診断が付いたばかりでのご質問だと思われます。先ずは落ち着いて安心してください。今のところすぐに何かが起こることはございません。
人間でも動物でも寿命が来た時に突然病気になるわけではございません。高齢になってくると誰しも完治しない慢性病を一つ二つは抱えるものです。心臓機能が低下する場合・肝機能が低下する場合・腎機能が低下する場合・免疫力が極端に低下する場合・・・など、色々な状況がございます。
腎不全になったという事はそれまで感染症になる事も癌になる事も事故にあうことも無く生活習慣病になる事も無く・・・大事に適切に飼われて来た証拠です。
早期発見だと思われます。腎臓に良い食事を与え、クレメジンやコバルジンなどの質の良い尿毒症物質の吸着剤を毎日服用し、十分に水分を摂らせれば今のところ問題は無いでしょう。これらの事により尿毒症の進行にブレーキをかけられれば天寿がまっとう出来る筈です。
それでもBUNやCREが上昇する時期は何時かは訪れます。その時にはまた別の治療法がございます。例えば定期的な皮下点滴もその一つです。何か症状が出た場合には対症療法で抑えていく事も出来ます。
どうか今を大切に生きてください。幸いな事にあなたの愛犬は病状から将来を悲観する事は無いわけですから。どうか強く暖かく見守ってあげてください。
お大事にしてください。
2007/10/10 00:31 参考になった! 0
投稿者 愛姫 さん からの返答
心暖かいお言葉ありがとうございました。
昨日、1週間後の血液検査だったので結果が出てからと思いお礼が遅くなりました。
お蔭様でBUN26、Cre1.0と正常値以内になっております。
薬と食事が当分続くそうですが、もしかしたら薬を止めたり出来るかも・・・と言われました。
膀胱結石で手術をしようと決断し術前検査で早期発見できた事が救いでした。
これからは先生がおっしゃるように見守っていきます。
本当にありがとうございました。
2007/10/17 12:31
慢性腎不全と診断され、今後について
慢性腎不全について質問させて頂きます。
1年ほど前から膀胱結石で6mmほどの石を2個持っています。
その為、膀胱炎になり頻尿・血尿も度々ありその都度薬をもらっていたのですが
最近では頻尿・血尿とずっと続くようになったのでこれでは犬にとっても負担がかかると思い手術を決断しました。
(今思えば、これが腎不全の兆候だったのかもしれません)
ところが術前検査でBUN43、Cre1.3、K5.2と基準値よりも高めという結果が出て腎不全の疑いあるという事で中止になりました。
その日に一通りの検査をして頂き、尿1024が出たのですが後は異常がありませんでした。
でも慢性腎不全に間違いないと診断され、薬はクレメジンと小さな白い錠剤、食事はウォルサム腎臓サポートを与える事になりました。
以前と変わりなく今もすごく元気で食欲もあり(最近は太り気味)、本当に病気なの?と疑うくらいです。
まだ診断されてから3日目ですが、今後はどのようになっていくか心配です。
薬と食事療法でこのままの状態が続くのでしょうか?
それとも段々と悪くなり末期症状のような事が起こるのでしょうか?
また他の病気も併発する可能性はあるのでしょうか?
慢性腎不全になった時の寿命はある程度決まっているのでしょうか?
色々と聞いてしまってすみません。
この子だけには特別な思い入れのある子なので、
1日でも長く生きてもらい、悔いの無いようにしたいと思っています。
本来ならかかりつけの先生にお聞きするべき事でしょうが
腎不全と診断された時は、ショックで動揺してしまい涙を堪えるのに必死で先生の顔すらまともに見る事、話を聞く事ができませんでした。
1週間後に血液検査をする嵐閧ナすが、とても先生の話を聞く事が出来ない心境です。
これからどうなっていくのかと思うと、涙を堪える毎日が続いています。
もう1匹いるので、これではいけないと思い、今後の事を聞いてしっかりと受け止めて病気と向き合えるようになりたいと思います。
文章でなら泣きながらでも質問できますし、しっかりと読めますのでここを借りて質問させて頂きました。
どうか、宜しくお願いします。