だいじょうぶ?マイペット

猫の緑内障の治療、眼摘・義眼手術について

質問カテゴリ:
目の異常

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
大阪府 / おやつさん

 
2009/03/03 20:56

はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
猫・7ヵ月、生後2週の頃に保護した時点で目の浮腫がありました。病院での診断は、新生児眼炎による浮腫、充血、出血、一部結膜の癒着でした。
上記の治療を続けていて経過も良好だったのですが、2週間後(生後1ヵ月)に左眼球が突出し、 眼圧が上がっており、緑内障という診断になりました。
様々な眼圧降下等の点眼薬を試して、現在は3種の点眼薬(トルソプト点眼液1%、チアブート、キサラタン)を使用して内科的処置を続けていますが、左眼球はほぼ盲目になっており、牛眼化も進んでいるので、いずれは摘出または義眼の手術を考えています。眼内薬物注入という方法もあるそうですが、選択肢には入れていません。

金銭的事情もあり、何とか維持できるうちは内科的処置を続けたいのですが、やはり痛みを感じているのか点眼にストレスを感じているようです。
現状の内科的治療を継続するのが最善とは思いませんが、私自身が手術に大変抵抗があり、手術は最後の手段として考えたいのです。幸い切迫した状況ではないこともあり、なかなか踏み切れないでいます。また手術をするにせよ、眼摘か義眼かということで大変迷っています。
できることなら義眼を希望しておりますが、猫の義眼の場合は異物に対する拒絶反応が強いので、多からず術後数年後に腫瘍ができる可能性がなきにしもあらずと病院でお聞きしたので不安があります。実際、術後に腫瘍ができた例はどのくらいあるのでしょうか。痛みや異物感などはあるのでしょうか。
犬の義眼手術については色々調べたり聞いたりしたのですが、猫の義眼の症例を全く聞いたことがありません。

最終的には、内科的・外科的処置とも猫の身体に負担が少ない方法を選びたいと思っています。
猫の緑内障の治療、眼摘・義眼手術の症例、または術後の経過例がありましたらご教示頂きたくお願い致します。

こんにちは
たらこちゃんの経過をお聞きすると、全眼球炎からの2次的な緑内障のようですね。こういうケースでは、残念ですが、内科的な治療では、維持が困難な場合が多いと考えます。
また、費用的にも、緑内障の点眼液は高価ですので、年齢的にも生涯続けるのは、現実的な治療法ではないと思います。
外科的手術の場合、GM注射やレーザー照射により房水のコントロールをする方法と、最終的に眼球摘出手術があります。
義眼に関しては、主治医の指摘どおり猫の場合、腫瘍になる症例の報告が上がっておりますので、外観を気にしなければ摘出の方が安全と言われています。ただし、腫瘍発生率に関しては、具体的な数字は、今のところ不明のようです。
どちらにしても、それぞれの手術適合に関しては、眼科専門医の診断による方が良いと考えます。

投稿者 おやつ さん からの返答

お忙しい中丁寧な回答をいただき有難うございます。
手術の費用が捻出できるまではと内科的な治療を続けていますが、眼は白濁し、眼圧は変動しつつ常に高く、コントロールができているとは言い難い状態です。
人間の緑内障の場合、頭痛が起こると聞いたことがあります。点眼もとても嫌がっており、猫は常に痛みを感じている状態なのでしょうか?幸い今のところ元気いっぱいで食欲もあるのですが、飼い主の私としてもいつも嫌な思いをさせていることを心苦しく思っています。

猫の義眼はやはり不明な点が多いですね。腫瘍ということは全身に転移することなどもあるのでしょうか?
手術に踏み切るにはまだ時間がかかりそうですが、主治医と相談しながら猫の身体のことを考えて最善の選択をしようと思います。
貴重なお話有難うございました。

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