増田 国充 先生からの回答
根本治療(完全に原因を除去する)を考えると手術が最も確実な手段となると思います。
内容物の吸引によって一時症状が改善することは多々あります。ただし、再発することも考えておかなくてはなりません。
ですので、やはり現状の治療方法と手術とで天秤にかけてみる事になるのではないかと思います。
短頭種ですので、当然麻酔には注意を払うことが前提となります。それほど高齢でもありませんし、血液検査上で異常所見がないのであれば過度に麻酔に対して危険性を持たなくてもよいかもしれません。他のリスク要因としては肥満の有無ですね。
他にご心配なことがありましたら、セカンドオピニオンを受けてみるのもよい方法かもしれません。
2009/05/12 10:09 参考になった! 2










唾液腺粘液嚢腫
はじめまして。
フレンチブルドッグ(♂9才6ヶ月・9.6㎏)の件で、
アドバイスを頂きたいと思い質問させていただきます。
5月6日の夕方より、突然元気がなくなり食欲もなく(普段は食欲旺盛)
目もウツロで、あまり歩かず立ち止まっては固まった状態でしたので
翌日5月7日に掛かり付けの病院受診しました。
受診するまで気づかなかったのですが、左の首横(頬下)にかなり大きい(ゲンコツ位)しこりが見つかり、右首下にやや小さめのしこりがあり
又、首下も腫れておりました。
診断の結果は『唾液腺粘液嚢腫』ではないかとのことでした。
半日入院し、しこりに針を刺して中を取り出すと、ネバネバの液体。
注射をしてもらい(抗生物質など)帰宅。
しこり周辺の腫れが引き随分、元気になり食欲も戻りこのまま通院して
様子を見ることになりました。
5月8日も同じ注射を打ち帰宅しました。
先生の判断では、しこりは残るだろう。しこりがある限り、また同じように
いつかは大きくなるだろう。との事で手術も視野に入れることを
お話しして下さいました。
手術は、先生の紹介で某県まで行くことになるのですが、何しろ
フレンチブルドッグと言う犬種であり、高齢なため麻酔や手術に耐えられるのか心配でなりません。
血液検査やレントゲンの結果、今回の粘液嚢腫以外に悪いところはありませんでした。
何度も注射でしのぐ事は難しいそうですが、リスクを考えると悩みます。
唾液腺粘液嚢腫はしこりを、取り除かない限り治療法はないのでしょうか?