是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、roriさん
膀胱癌といっても、いくつかのタイプがあり、比較的手術が容易なものもありますし、逆に転移性の高い膀胱ガンもあります。
出来ている場所にもよりますが、2センチ程度の膀胱癌で完治は無理という事は全くありません。
ロリちゃんの今回の腫瘍がどのタイプの腫瘍なのか、そもそも膀胱癌なのかどうかも含めて今後の検査や治療でわかっていくことだと思いますので、あまり先走った話をしても仕方ないと思います。
ただ、悪性度が高い浸潤性の膀胱癌だった場合で、場所的な問題から膀胱や尿道の再建が難しいようであれば、人工尿路が必要になるケースの適応になり、術後管理が出来るかどうかなどもよく検討しなくてはいけなくなるかもしれませんが、今述べたのが最悪のケースの場合ですから、あまり悲観することもないと思います。
持病の話もあるようで、その持病が何なのか不明ですが、それらが麻酔や手術に影響の無いものであれば、手術を考えてもらえればいいと思います。
まずは、飼主さんが落ち着いて、検査の結果を踏まえて担当獣医師によく話を聞いて治療方針を決めてあげてください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/11/10 10:58 参考になった! 0
投稿者 rori さん からの返答
ご回答ありがとうございました。
昨日、大学病院にも行ってきました。
まずは鮮明なエコーで検査いたしました。
やはり2センチありましたが幸いにも膀胱三角を巻き込んでおらず手術可能でした。
腎臓が萎縮し結石等もありますので、そちらも様子を見ながら手術を行なってくれることになりました。
高齢ですので心配ではありますが望みがあることが分かり安心いたしました。
完治しない緩和処置しか望めないのかと思っておりました。
これからもロリがいて当たり前の日々を一日一日大切に暮らしていきたいと思います。
本当に有難うございました。
2010/11/17 10:58
膀胱癌について
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。チワワ13歳でございます。
年齢や持病のせいもあり3.4ヶ月に1度レントゲン、エコー、血液検査を行なっていました。
これといって持病の進行もなく数年経過いたしましたが本日膀胱に2センチの腫瘍がみられ大学病院でCT検査を行うことになりました。
膀胱という場所や腫瘍の大きくなるスピードから悪性なのは間違いありません。
手術可能か否かはCTを撮ってからしか分かりません、これからの治療は主治医に任せるつもりですがどちらにせよ完治は無理なのでしょうか?
自分の命より大切な家族です。
最良の治療をしてあげたいのです。
少しでも可能性がある民間療法や獣医ドリトルみたいなところは日本中どこを探してもないのでしょうか?
治療方法を主治医に委ねる前にセカンドオピニオン的にお伺いして申し訳ありません。
宜しくお願いいたします。