玉井 康教 先生からの回答
はじめまして。
もともと獣医側からするとフレンチだけでなくパグやシーズーも含めて短頭種と呼ばれる犬が、軟口蓋過長になっている場合が多く術後しっかり覚醒を見ないと窒息死するということが起こる可能性があります。
そういう意味でフレンチだけでなく普通よりも神経を使うという意味で主治医の先生も言われていると思います。
そういうことに注意をすれば基本的には問題はありません。(心臓病などを持っているこの麻酔のほうが気を使うと思います)
今回飼い主さんが非常に心配ということであれば、やはりわざわざ麻酔をかける必要はないかもしれません。去勢のメリットは、前立腺肥大や肛門の腫瘍、会陰ヘルニアなどです。そういうメリットと麻酔の危険性などのデメリットのどちらを選ぶかだと思います。病気になったら公開するということであればやはり手術をしたほうがいいでしょうし、万が一でも麻酔の事故が起こるのが怖いということであれば、やはり手術はしないほうがいいかもしれません。
2011/02/12 10:07 参考になった! 0
投稿者 らいち さん からの返答
早速のご回答、ありがとうございます。フレンチでも、それほど問題ないということを踏まえて再度よく考えようと思います。ありがとうございました。
2011/02/19 10:07
去勢について
はじめまして。よろしくお願い致します。もう長年、去勢のことで悩んでいます。5歳のフレンチブルドックです。生後半年のころ、病院に行ったとき、去勢を勧められ、(6月でした)今月は都合上伺えないので、来月お願いしますと申し上げたところ、「フレンチは麻酔が危険だから10月まで受けられない」と言われまして、去勢(麻酔)が怖くなりました。他の病院に去勢について伺うと、「狂暴でないのなら、必ずしもする必要ない」と言われ、さらに迷いました。それから本を読み、いろいろな人からアドバイスをされ、迷いに迷い、現在に至ります。今お世話になっている先生は、「迷いがある様だから、もう少し考えたら?」とおっしゃいます。6歳になると、手術のリスクが高くなると聞き、とても焦ります。去勢をしなかったばかりに病気になったら、とても後悔すると思うのですが、(フレンチは麻酔が危険)ということが引っかかってしまいます。迷う様子を見た医師は、今の状態では手術は考えた方がよいと言われます。飼い主の気持ち次第だということは分かっているのですが、悩みすぎて..。どうか、よきアドバイスをお願い致します。