是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、じんべさん
せっかく埋め込んだマイクロチップがリーダー(読み取り機)で読みにくいとのこと、飼い主さんとしては心配になってしまうことと思います。
かかりつけの獣医師の言う通り、基本的にはマイクロチップにはすべり止めのキャップが装着してあり体内移動をしないように設計されていますが、それでも場所を移動することがあります。
抵抗の少ない脂肪組織の間隙などを伝い、思い掛けない位置に移動します。
チップの読み取りの際にどの程度詳しく見るかは、人や組織によって異なると思いますが、頚部を中心に綿密に見ることが大切だと言われています。
ペンタ君のケースのように前胸部の位置などは特に移動しやすい場所ですので、検出に慣れている人であれば、念入りにサーチするのでは無いかと思います。
人によってチップの読み取りにかける時間が変わってくるので、絶対に大丈夫とは言いきれませんが、一頭に二つのチップというのはリーダー(読み取り機)の誤作動なども引き起こすので、やめておいたほうがいいと思います。
もしどうしても心配であれば移動したチップを取り出した上で、改めて埋め込みとなりますが、個人的にはそこまでしなくても大丈夫ではないかなと感じます。
あとは、ラブラドールであれば、チョーカーなどに「マイクロチップ装着」と明記しておくと万が一のときにもチップの検出を見落とす可能性が減るし、保護された人も気付きやすいのではないでしょうか。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2011/04/05 09:42 参考になった! 3
投稿者 じんべ さん からの返答
ご親切な回答を、ありがとうございました。
移動してしまったマイクロチップを取り出さなくてはならない事を考えると、新たに埋め込む事は止めておく事にいたします。
先生のアイデアをいただいて、ネームプレートの裏に「マイクロチップ装着」と書いておきます。
どうもありがとうございました。
2011/04/12 09:42
マイクロチップの体内移動について
はじめまして。
昨年暮、1才3ヶ月のラブラドール雄にマイクロチップを装着しました。装着当日と一月後に、獣医科病院で番号の読み取りをしていただいた時には、首の後ろ、挿入位置と殆ど変わらぬ位置で読み取り機がピッと反応しました。
装着から4ヶ月たった今日、獣医さんの診察のついでに、もう一度マイクロチップを読み取っていただきました。すると、首の後ろに反応なし、お尻側にも、肩にも・・・・あれっ?
獣医さんは、「マイクロチップは体内をある程度移動することがあるんですよ、でも何処かにあるはず」と必死で捜してくださいました。
結局、肩甲骨右下あたりで、ピッ!と鳴って、番号を読み取ることができました。若い犬や、皮膚に皺のたくさんある犬には、マイクロチップが移動するあり、それでも問題はありません、との事。
が、ちょっと不安になりました。万が一の時に、マイクロチップの有無をチェックする方(保健所の方、獣医さん、ボランティアの方?)達は、犬のどの程度の範囲にリーダーをかざすのでしょうか?
我家の犬のマイクロチップ位置(身体の下側)では、せっかく装着してあっても、しかもそれを読み取ろうとしていただいても、見逃されてしまう確立が高いのではないでしょうか?
素人考えですと、もう一度打った方がよいのかしら・・・と心配になってしまいます。
専門の方のご意見を聞けると助かります。