だいじょうぶ?マイペット

内視鏡検査について

質問カテゴリ:
便・肛門の異常 / 吐き気

対象ペット:
/ 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
千葉県 / enrique_usさん (この方の過去の質問 4件)

 
2011/04/02 16:00

たびたびの質問で申し訳ありません。
昨年末から、何度も嘔吐を繰り返し、かかりつけの獣医さんへ通っています。時系列で説明すると、
12月:嘔吐を繰り返すので、診察を受ける。胃散の調整などの処方箋を受ける。
1月:しかし、嘔吐が止まらず、再度診察を受ける。レントゲンを受けるが特に異常な点が見つからないので、ペットフードをアレルギーのある犬向けのものに変更し、1ヶ月ほど様子を見ることに
2月:嘔吐の頻度は減ったが、依然として嘔吐をするので、再度診察。血液検査、検便、尿検査を行い、全て特に異常なし。よって、更にペットフードを変更し、改めて1ヶ月ほど様子を見ることに
3月:しばらくは嘔吐がなかったけれど、前回の診察から約1ヶ月ほど経過して、嘔吐。その後下痢も併発し、食欲も失い、体重も減っているようです(嘔吐>柔らかい便>水様便へと様子が変化)。再度診察、及び血液検査をしてもらい、血液検査の結果、前回よりもタンパク質の数値がやや下がっていることが判明。よって、タンパク質喪失性腸炎の疑いあり、といわれ、開腹、あるいは内視鏡を使っての、バイオプシを勧められました。
獣医さんの所属する病院には内視鏡の設備が無いため、内視鏡を行うなら外部に行く必要があり、その場合何かを見落とす可能性もあるため、内視鏡+開腹になることもあり得る。開腹の方が、自分の病院で行うこともあり、十分な検査が行える、といっています。
しかし、飼い犬の体のことも考えて、出来たら開腹を避けたいと思っています。そこで、現在の内視鏡の精度がどの程度なのか教えてください。(この獣医さんが言うように、内視鏡で発見出来ない、見落としの可能性があるものでしょうか?)

長々と書いて申し訳ないですが、よろしくお願いします。

こんにちは、enrique_usさん

蛋白喪失性腸症の原因はさまざまですが、治療にあまり反応しない場合、診断のためにも腸粘膜の組織検査が必要になってきます。
内視鏡の検査と開腹手術による生検とどちらを取るかですが、わたしもかかりつけの先生と同じように、やるのであれば開腹手術による生検をおすすめします。
開腹による生検であれば、直視下での診断もできますし、必要に応じて全層外科的生検へもすぐに切り替えができるので、結果的にmayちゃんの体力を温存することにつながります。
蛋白喪失性腸症は腸全体の異常だけでなく、腸管のごく一部の異常から起きていることもあります。その際には内視鏡の検査ではその部分の組織の採取も困難になり、異常が見つからないことも有ります。

蛋白喪失性腸症(PLE)は病態もさまざまで、まだまだ分からない部分の多い病気なので治療への反応もさまざまですが、原因がはっきりして好転することをお祈りしております。

参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

投稿者 enrique_us さん からの返答

お忙しいところ、ご丁寧なお返事ありがとうございます。参考にして、獣医さんと相談します。

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